04/11/08 22:01:13 pATxCkUP
僕は道を歩いていて、ときどきクスッと笑うことがある。
「ああ、自分は天下の洛星生なんだ」と思うと、嬉しさがこみ上げてくる。
初めて洛星の門をくぐってから2年。
洛星の合格証を手にしたときのあの喜びがいまだに続いている。
「洛星中学校・・・・・らくせいちゅうがっこう」 ・・・
その言葉を聞くと、僕は自然と身が引き締まります。
洛星生として先輩方に恥じない自分であろうか・・・・。
しかし、先輩方は僕に語りかけます。
「いいかい?伝統というのは生徒自身が作り上げていく物なのだよ」と。
僕は感動に打ち震えます。
「そして君は看板クラブのオケ部の人間なのだ。学校が何をしてくれるかを問うてはならない。
君が君自身が、世の中や学校に対し何をなしうるかを問いたまえ」
僕は使命感に胸が熱くなり、武者震いを禁じえませんでした。
でもそれは将来日本をになう最高のエリートである僕たちを鍛えるための
天の配剤なのでしょう。
洛星の歴史を作りあげてきた先輩はじめ先達の深い知恵なのでしょう。
洛星生になることにより、僕たちは伝統を日々紡いでゆくのです。
嗚呼なんてすばらしき洛星中学哉。
京都での知名度はNo.1。人気、実力すべてにおいて並びなき王者。
素晴らしい実績。余計な説明は一切いらない。
ただ周りの通塾生には「洛星生です。」の一言で羨望の眼差しが。
「オケ部です」の次の一言で憧憬の眼差しが。
文化祭のたびに繰返される女子中高側からの交際申し込み。
近所のお受験ママ達からの熱いまなざし。
そして京都府中の学校から洩れ聞こえる、圧倒的な洛星パワーの威力。
洛星へ入学して本当によかった。
オケ部に入って本当によかった。