皇紀2665/04/01(金) 19:56:58 vBIYgpET
現場の社員には、課題に対してそもそも何が問題かなどと、
問題の本質や構造を深く考える時間がない。
「目標数値が落ちてきたら、直営店に強引に押し込め」
というような具合で、表面的課題と浅い解決策しかない。
現場のマネジャーには、問題の原因やメカニズムを解明する
余裕がない。上からの数値目標達成のプレッシャーに負けて、
セリング・システムを構築するよりも、既存店や直営店に
無理やり在庫を持たせるなどして、一時的な売上を立てる
解決策に走っている。
それでもマネジャーは昇格する。なぜならば、その時点では
数値目標を達成したからだ。それが後になってどういう結果
をもたらすかなどということは、全員が考えていない。
とにかく、失敗しようが方向性が間違っていようが、走り続
けることが大事な、元気といえば元気な企業である。