覚せい剤売るよ、5千円からat KOURI
覚せい剤売るよ、5千円から - 暇つぶし2ch733:大学への名無しさん
03/03/24 01:59 SMMs60oy
一ヶ月に一回開かれる「AA会議」にて

( ´∀`)「ニダー、お前はクビだ」
<丶`∀´>「(゚Д゚)ハァ?」
( ・∀・)「お前如きが俺等といつまでも肩並べられると思ってるのかよ!」
<丶`∀´>「おいおい、待ってくれニダ…」
(´・ω・`)「悪いですね、そういうことです」
<丶`∀´>「じゃあ、ウリの代わりはどうするニダ!!」
( ´∀`)「彼に入ってもらうことになった」
(  ^^)「よろしく、山崎モナーです。これからも僕を応援してくださいね。」
<丶`∀´>「おまえあちこちの板でウザイニダ、アイゴー、謝罪しる!」
( ´∀`)「今日から俺たちは“2ch主要AA”として生まれ変わる」
<丶`∀´>「チョパーリはウリの恩を仇で返すニダ!!ひどいニダひどいニダ!!」
(#・∀・)「(恩ってなんだよ)うるせぇ!さっさと出て行け!!」
<丶`∀´>「覚えてろニダ、必ず復讐してやるニダ!」

一年後――
( ´∀`)「“2ch主要AA”は絶好調だな」
( ・∀・)「ああ、人気は鰻登りだぜ」
(´・ω・`)「少しニダーは可哀想でしたがね」
( ・∀・)「まあいいさ、あいつはあいつで上手くやってるだろ」
(  ^^)「(^^)2ちょんねる最高(^^)」
そこへ、ニダーと謎の男たちが現れた!!
<丶`∀´>「よう…」
( ´∀`)「うわ、ニダー!今更何の用だ!?」
<丶`∀´>「こいつらがウリの新しい仲間達だ」
( ゚∀゚)゚∀゚)∀゚)「なんだね、この小物共は」
(´・ω・`)「え…さ、さいたま!?」
<丶`∀´>「ウリたちは今日から“埼朝主要AA”として生まれ変わるニダ」
( ´∀`)「“埼朝主要AA”!?ま、負けた、完敗だ…」
(  ^^)「山崎渉が現れたスレには幸せが訪れます」

734:大学への名無しさん
03/03/24 02:04 SMMs60oy
( ´∀`)「ニダー、お前はクビだ」
<丶`∀´>「(゚Д゚)ハァ?」
( ・∀・)「お前如きが俺等といつまでも肩並べられると思ってるのかよ!」
<丶`∀´>「おいおい、待ってくれニダ…」
(´・ω・`)「悪いですね、そういうことです」

この部分激藁

735:名無しさん ◆cprt4oNELA
03/03/24 02:06 J32BbxOP
やっぱしここイイ!

736:優等生物@新2浪@一橋法志望 ◆8ic2.ZCsVU
03/03/24 02:11 f+ffoAEF
>>1
おぉ良スレ!!
久々にRASHキメたいぜ!!RASHもある?

737:優等生物@新2浪@一橋法志望 ◆8ic2.ZCsVU
03/03/24 02:11 f+ffoAEF
>>1はまだ見てるのかよ!見てたら返事くれよ。

738:優等生物@新2浪@一橋法志望 ◆8ic2.ZCsVU
03/03/24 02:12 f+ffoAEF
♪~薬サイ(・A・)コー

739:優等生物@新2浪@一橋法志望 ◆8ic2.ZCsVU
03/03/24 02:14 f+ffoAEF
まぁ>>1がいなくても、RASHぐらいすぐに手に入るしな。アメ村周辺にヤク
の広告イパーイあるし。
あ~~RASHキメてぇ~~!!!!!

740:大学への名無しさん
03/03/24 02:18 69Ivxc3o
>>739
おまえの末路には廃人がお似合いだな
アー…アー(゚д゚)とか言いながら血尿もらして氏んでくれ

741:大学への名無しさん
03/03/24 13:14 rsyQTTWJ
>>740
なんで放置ができないかな君は

742:やさいぢる ◆M4U4PX7akg
03/03/24 15:19 ZBD5rNxL
さて、早稲田はおいしい役ででそうなヨカン

743:元サード ◆kXCIrLiAHQ
03/03/24 16:10 gq0FJ4eJ
>>733
既出だがオモロイ。シンプルイズベスト

744:法政編 ~絶望~
03/03/24 22:32 LICdqIV1
東京へ入った法政達。気配を殺しながら進む。
神戸「気をつけて下さい…戦闘は極力避けねばなりません」
東大「うむ」
北里「目標は一橋ただ一人ですからね」
法政「あ、誰かいますよ!」

そこにいたのは明治学院だった。
名大「明学か…どうする?気づかれずに進むのは不可能だ」
高医「では、私が麻酔で眠らせますか」
法政「あ、あれ…?明学がもう一人…いや、ゾロゾロ来ますよ」

明学A「ドウダ?ソチラノ様子ハ…?」
明学B「イヤ、京大軍ハ来ナイナ」
明学C「コチラモダ。奴ラ、全滅シタノデハナイカ?」
明学D「ソウカモシレナイナ。所詮、関西ダ。東京ニ敵ウワケガナイノダ」
明学E「ハハハハ………」
明学F「喋ッテイル場合デハ無イ、一橋サマニ完璧ナ勝利ヲオ届ケスルノダ!」

名大「どうなってんだ!同じ顔が何人も!」
東大(クローンだな…!)
法政「確か、上智さんも三人いましたよね…」
神戸「こ、これはまずいぞ!下手すると、東大軍の戦力は…“無限”だ!!」
愛知大「か、勝てるわけがない!一橋の事だから、自分の周りに優秀な大学のクローンを護衛として置いているはず!」
名大「絶望だな…」
高医「クローン工場を先に叩かないと、とんでもない事になる!」
神戸「工場ったって、どこだと言うんだ!探している間にどんどん兵士は増えていくぞ!!」
法政「心当たりがあるんですが…」
神戸「どこだ?」
法政「東大軍の兵器工場ですけど…」
東大「行ってみる価値はあるな…」
高医「では、東大軍の兵器工場に行ってみましょう!案内して下さい!」

745:法政編 ~いざ工場へ~
03/03/24 22:55 LICdqIV1
目的地を“東大軍基地”から“兵器工場”に変えた法政達。
法政「じゃあ、俺が先頭で行くんで、ついてきて下さい!」
神戸「頼むよ」
東大「大丈夫だろうな?」
法政「…多分」
名大(限りなく不安だ…)

京大軍基地―――
佛教「し、侵入者です!」
阪大「東大軍か!?」
佛教「いえ、医科歯科連合だと思われます!」
阪大「くっ…(主力は殆ど東京へ送り込んでしまった、まずいな…)」
???「私がいます。安心して下さい」
阪大「立命館…!だが、医大相手では、関関同立のお前でも…」
立命館「ICUが帰ってきたんですよ。大きな手土産を持ってね…」
阪大「ICU?(話が見えないが…)よ、よし!頼むぞ!」
立命館「お任せを…」

京医「京大軍基地に兵士は殆ど残っていないはずだ!」
神医「なるべく投降させろ!犠牲者は増やしたくない!」
北大「一気に京大の首を取るぞ!!」

再び東京―――
法政「ここですけど…兵器工場」
名大「こりゃ外れだな、廃墟じゃねえか。こんなとこでクローン培養は無理だ」
神戸「…いや、当たりかもしれませんよ」
名大「え?」
神戸「廃墟の中に、妙に真新しい建物が見えます。カモフラージュしていたんでしょう」
香医「ホントだ!ここですね“クローン工場”は…」
東大「入ろう。そして、クローン製造を止めるのだ!」

746:法政編 ~罠~
03/03/24 23:30 LICdqIV1
東大軍兵器工場内部―――精鋭部隊十名は真新しい建物の前に着いた。
名大「これがクローン工場ってわけだ…」
産医「…にしてはおかしくないですか?」
高医「何がだ?」
産医「この工場は東大軍の切り札なんですよ?それにしては、警備が薄い…というより、無いですよ警備!」
東大「いや、逆だろう。こんな廃墟に衛兵なんて置いたら、かえって怪しまれてしまう。
   だから、わざと警備を薄くしてあるんだろう」
産医「ああ、そうか…」
北里「危険な賭けですね。まあ、そのおかげで我々は楽に侵入できるわけですが」
法政「でもクローンで兵力は無限なんだから、一人くらい警備員を置いてもバチは当たらないでしょうにね」
東大「あ………!」
神戸「確かに…兵力は無限にあるんだから、ここをガッチリ守った方がいいよな…」
名大「…という事は」
????「そ、これは罠ってわけよ」
法政「こ、この声は!」
お茶の水「東京のマドンナ、一橋様の第二夫人、そして、クローン工場長!お茶の水よ」
法政(出たよ…)
東大「なぜ貴様がクローンを?そんな技術を持っているとは思えないが…」
お茶の水「ホホホ、鈍いわね東大様。クローン技術はアメリカのものなのよ。
     私は工場長とは言っても、ここの警備が主な仕事ね」
名大「女…一人で我々の相手が務まるとでも?」
お茶の水「ホホホ、これだから名古屋は困るわ。誰が一人って言ったかしら?」
神戸「ま、まさか…」
お茶の水「ええ。ちなみに、この工場は学習院50名、ICU50名、上智50名で囲んでいるわ」
法政「学習院50名!!?」
名大「ICU50名!!?」
東大「上智50名!!?」
お茶の水「ま、“GIジョー”ってやつね」
東大「見逃して下さい」
お茶の水「土下座しても無駄よ。一橋様に“ここに来た者は必ず殺せ”って言われてあるの」
東大(チッ………)
法政(東大さんの土下座も通用しないとは…)

747:大学への名無しさん
03/03/25 00:17 azr5pf0s
(´-`).oO(・・・法政に愛着がわいてきた・・・)

748:やさいぢる ◆M4U4PX7akg
03/03/25 00:48 KWfrWTe/
もう死ぬほど続きが気になって悶絶しまくりで「ぶっちゃけちょっと射精しちゃったくらい
楽しみあげ

749:大学への名無しさん
03/03/25 14:29 R6fQAO/E
一橋キャラ濃すぎ…

750:法政編 ~多勢に無勢~
03/03/25 18:58 myaKxjaP
罠にはまり、クローン軍団に囲まれた法政達。
お茶の水「150対10…勝負は見えてるわね」
名大「くそ…!」
神戸「逃げよう!」

法政達は慌てて工場を出ようとするが…。
名大「ダメだ、完全に囲まれている!!」
東大「もう…終わりなのか…」
お茶の水「ホホホ、この工場にたどり着いたのは誉めてやるわ。でも、もう終わり…」
法政(相変わらずキツい性格だな、こいつ…)
お茶の水「あんたらが死んだら、あんたらのクローンを造ってあげるから、光栄に思いなさい!」
高医「くっ…(そんな事になったら、一橋の思う壺だ!)戦おう!」
北里「それしかないですね…」
名大「旧帝の意地、見せてやるぜ!クローン共!!」
神戸「じゃあ、なるべく固まって戦いましょう!」
東大「うむ、行くぞ!!」
法政(逃げたい…)
お茶の水「ホホホ、最後まであがくつもり?クローン達!やっておしまい!!」

学習院軍団「ウオオオ~ン」
上智軍団「コロス、コロス、コロス、コロス、コロス…」
ICU軍団「一橋サマ、ワレワレノ、生ミノ親!」

東大「東京首都流奥義“東京タワー333連打”!!」
名大「名古屋城パワー全開!“ゴールデンシャチホコ”!!」
神戸「神戸魔法“神戸和牛召喚”!!」
愛知「名古屋城パワー全開!“シルバーシャチホコ”!!」
医大達「“メス乱れ投げ”!!」
法政(どうでもいいけど、技名を叫ぶ意味はあるのか………?)

お茶の水「ホホホ、いつまで持つかしらねぇ、この人数相手に…」

751:法政編 ~再戦~
03/03/25 19:21 myaKxjaP
東大軍基地―――
???「意外でしたよ…」
一橋「………」
???「てっきり、クローンを護衛につけてると思ったんですがね」
一橋「…自分の事は自分で守る主義でね」
???「なるほど…」
一橋「………」
???「他の方々はどうしました?例えば早慶とか…」
一橋「全員出撃させた。今この基地にはお前と私しかいない…」
???「何故です?私のように、あなたの首“だけ”を狙っている者もいるでしょうに…」
一橋「お前が病院から消えた時から、いつか私を殺しに来ると予想はついていたんでな…」
???「わざわざ私のために人払いを?有り難い事です」
一橋「何を企んでいるか、知らないが…。東工大、今度こそお前はここで殺す!!」
東工大「前のようにはまいりませんよ。では!!」

その頃、法政達はクローン軍団に苦戦していた。
法政「がはぁ!…いてて…」
東大「ぐっやはり数が多すぎる…!」
神戸「しかも、ただの雑魚じゃありません。学習院、ICU、上智ですからね…」
名大「名古屋城パワーが…尽きてきたぜ…」
高医「ハァ…ハァ…」
お茶の水「ホホホ、情けないわね。じゃあ終わりにしようかしら。とどめよ!!」
お茶の水の号令でクローン軍団が一斉に襲いかかる!法政達の運命は!?

752:法政編 ~逆襲~
03/03/26 00:10 3E+FFn3X
司令室で対峙する二人の男。一橋と東工大。
東工大「私は長い時間をかけ“理工系”を極めました…今日はそれをお披露目したいと思います…」
一橋「ほう…」
東工大「こちらから行きますよ!」

東工大はいきなり部屋を出た。一橋はたまらず追いかける。
一橋「………何だこれは!」

そこには、一橋より二回りは大きい二足歩行ロボットが立っていた。
東工大「私が造った戦闘ロボ“トーコー”です。操縦席にはもちろん、この私…」
一橋「実力では敵わないから機械に頼るというわけか」
東工大「これは私が造ったのですよ?MIT様の助けも受けておりません。紛れもない“実力”です」
一橋「MITだと!?まさか貴様!!」
東工大「喋りすぎましたか…まあ冥土の土産に教えてあげましょう。
    私は七武神のMIT様とCIT様とつながっております」
一橋「そうだったのか…。退院したのもそいつらの治療があったからか…!」
東工大「もういいでしょう。貴方の顔はもう見たくありません。“東工大キャノン”!!」

ズドゴォォォン!!

一橋「ぐばはああぁア!!!」
東工大「じゃ、もう一発」

ドゴォォォォォン!!

一橋「うぐわァあアァァ!!!」
東工大「いやぁ、良い気持ちです。ではもう一発」

バガァァァアァアン!!
一橋「グぼァアあぁァあ!!!」
東工大「まだ、くたばらないで下さいよ。じっくり楽しみたいものです」

753:法政編 ~トーコー~
03/03/26 00:42 3E+FFn3X
一橋「う…ぐは…!」
東工大「では、次はこのロボの怪力ぶりを披露しましょう」
東工大のロボ“トーコー”は一橋を軽々と持ち上げ、床に叩きつけた。
ドゴッ!
一橋「ゲホッ!」
東工大「すごいでしょう。自信作なんですよ」
一橋「こ、この卑怯者が!!」
ブンッ!
一橋は殴りかかったが、あっさりかわされる。
東工大「スピードにも自信があります」
一橋(くそ…!)
東工大「前の私とは違うという事は分かっていただけましたか?」
一橋「“レインボーブリッジ”!!」

ドゴーン!!

東工大「すいませんねぇ…あいにく耐久力も抜群でしてね」
一橋「ダメージ0…か」
東工大「まあ、そう落ち込まずに。楽しんでいきましょうよ」

バキッ! ドカッ! ガスッ! ドゴッ! ゲシッ! ボカッ! ボグッ! ゴスッ!

一橋「ガハッ!ゲホッ!…ゼェ…ゼェ…」
東工大「辛そうですね。じゃあ、そろそろ楽になりなさい」
一橋(く、血は引き出しの中…殺される…!)
東工大「どのみち日本は沈没するのです。早く死ぬか、後に死ぬか、それだけの差ですよ…
    東工大キャノ…」
???「“広末ビーム”!!」
バシュッ!
東工大「うわ!だ、誰ですか!?」
早稲田「俺が相手するぜ、東工大さんよォ!!」

754:大学への名無しさん
03/03/26 01:25 XBZOSbsf
トーコー、そんなに強いのかYo!



早稲田には「通り抜けフープ」みたいな技で
「一芸フープ」キボンヌ


と逝ってみるテスト

755:大学への名無しさん
03/03/26 02:08 ErcpEWme
漏れとしては、中盤の都立&横市 VS 阪市&阪府にワロタ

756:大学への名無しさん
03/03/26 03:29 eD9etRiW
ふつーにおもしろいよね。(・∀・)イイ!

757:やさいぢる ◆M4U4PX7akg
03/03/26 15:56 Rqu/m/Gs
うーん、職人さんサービス精神旺盛だなあage

758:大学への名無しさん
03/03/26 20:26 T4A8lPG7
早稲田キター(*´∀`*)がんがれ!!応援age

759:法政編 ~最強コンビ~
03/03/26 23:08 UtEAM7u9
一橋「わ、早稲田!?なぜ、お前がここに…!」
早稲田「成蹊がボロボロにやられてたんですよ。で、“これは何かあるな”って基地へ戻ってきたんです」
東工大「その洞察力は評価に値しますが、戻ってきたのは賢明ではありませんね」
早稲田「ふん、お前は理屈っぽくて前から嫌いだったんだ。さっさとかかって来いや!」
東工大「いいでしょう。一発で終わらせてあげます!“東工大キャノン”!!」
バシュッ!
図太い光線が早稲田の腹部を貫いた。
早稲田「すいませんねぇ…あいにく耐久力も抜群でしてね。あ、これお前の真似ね」
東工大「バカな、確かに貫通したはずでは…!」
早稲田「これだ」
早稲田は自分の腹についている輪を取り外した。
早稲田「これは“一芸フープ”と言って、取り付けた場所とその反対部分を異空間でつなぐ性質がある。
ようするに、俺の腹は空洞なわけだ」
東工大「そんな物があったとは…」
早稲田「まぁ、“一芸フープ”だけあって、一日一回しか使えないんだけど…」
東工大「そうですか、それを聞いて安心しました」
早稲田「あ………!」
東工大「二度目はありませんよ!東工大キャノ…」
早稲田「今だ!慶應!」
慶應「“一撃KO”!!」

ズバガァァァン!!!

東工大「ぐわああああああ!!」
慶應「フッ…この“一撃KO”は命中率は0に等しいが、当たったら、必ず相手をKOする!」
早稲田「例えるなら、打率は0に等しいが、ボールをバットに当てれば必ずホームランにする打者…」
慶應「まず当たらないが、先程の東工大は早稲田に注意が向いていた。つまり、当たる!」
早稲田「当たる、すなわちKO、すなわち勝利!」
一橋(やはり、コンビを組むと実力が何倍にもなるな…この二人)
しかし、東工大のロボ“トーコー”は静かに起きあがる。
東工大「大打撃は受けましたが、“一撃KO”とはいかなかったようですね…」
早稲田&慶應(勝負はこれから…か)

760:法政編 ~助っ人~
03/03/26 23:41 UtEAM7u9
クローン工場―――
お茶の水「ホホホ、死になさい!」
法政「もう終わりだァ!!」
??&??「ちょっと待ったァ!!」

謎の液体がクローンに次々と撃ち込まれる。
クローン達「ウゴォォォォ………」
液体を撃ち込まれたクローンは次々に溶けていく。
東大「何だ…?」
名大「あれ…?」
法政「な、何か助かる雰囲気ですね…」
お茶の水「どうなってるのよ!キィー!」
神戸「あ…お前達は…」
樽商&南山「間に合ったみたいですね」
神戸「医大連に報告に言ったんじゃなかったのか?」
樽商「いや実はあの後、変な人にこの銃を渡されて…」
南山「“これで東大達を助けてやれ”って…」
神戸「どうしたんだよ、この銃は!」
南山「“奴らのクローン技術は不完全だからこれで倒せる”って言われたんですけど」
神戸「………(誰だ?)」
法政「ま、まぁこれで形勢逆転…?」
東大「そう…だな…」
お茶の水「キィ~~~~!覚えてらっしゃい!!」
お茶の水はどこかへ走り去ってしまった。
法政(逃げたか…)

南山「まぁ、クローンの弱点はこの銃ですので、恐るるに足らずですよ」
樽商「一橋を倒しにいきましょう!」
東大「よ、よし!東大軍基地へ行こう!」
高医「勝ちましょう!そして、日本に平和を!」
法政(そういや、ここからが本番か…)

761:やさいぢる ◆M4U4PX7akg
03/03/27 00:14 0Tk9tN1d
東京大学、一橋大学にあいつうじる要素、それは「石原慎太郎」。

意味はないんですけどね。

762:760
03/03/27 00:28 KT2eFUgg
どんどん続きを書いて下さい
“ヤマ無しオチ無し”になってしまいそうなので…
特に同志社や立命館の狙いは私には書けません。
(多分、陳腐なものになってしまうから)
>>745にちょっと出ましたが、あれ以上はきついです。

>>761
何故あいつうじるのですか!?
気になります!

763:法政編 ~一橋の決意~
03/03/27 12:32 kajvBtUu
東工大「二人共まとめて始末してあげましょう。“東工大マシンガン”!!」

ガガガガガガガ…!

早稲田「くそっ!マシンガンまであるのかよ!!」
慶應「何でもありだな…」

ガガガガガガガ…!

一橋(体が動かない…血を取りに行くのは無理だな…。アレしかないか…)
東工大「どうしました?早稲田さんに慶應さん!私立最高学府もこの程度ですか?」
早稲田「うぜぇ…!自分の力じゃねぇくせに!!」
慶應「マシンガンのせいで近づけん…」
東工大「もし弾切れを狙っているなら、お気の毒です。たっぷり弾丸はありましてね」
一橋「…うおおおお!」

ドカッ

一橋がトーコーに体当たりをした。そのまま、機体にしがみついている。
東工大「み、見苦しいですよ、一橋さん!さっさと離れなさい!」
一橋「やなこった…」
東工大「だったら死んでもらいましょう!」
一橋「…これだけ密着してれば、ダメージがあるだろ?しかも、お前は慶應の技を喰らったばかり…」
東工大「おい!しがみつきながら、技を出すつもりか!貴様もタダではすまんぞ!」
一橋「………」
東工大「仮にも東大軍の司令官なら、じ、自分を大事にすべきだ!」
一橋「司令官…か。俺は最初からそんな器じゃなかったんだよ…」
早稲田&慶應「ひ、一橋さん!!」
東工大「バカ、ふざけるな!私にはまだ仕事が―――」
一橋「“レインボーブリッジ”!!!!」

ドッガァァァァァァァァァァン!!!!!

764:法政編 ~再出発~
03/03/27 12:53 kajvBtUu
頼もしい援軍、樽商・南山と合流した法政達。
東大「では基地に行く前に、この工場を破壊しておかねばな」
神戸「そうですね。二度とクローンはゴメンです」
名大「やっちまおうぜ!!」

クローン工場を破壊していく法政達。

ドガーン! ドガガーン! ガシャーン! ズドドドド…! ズガーン!

東大「すごい施設だな、ここでクローンが製造されていた訳か…」
高医「一橋も大したものやき」
東大「今…方言出たろ」
高医「気のせいです。気のせい…」
南山「ところで、法政のやつ。やけに張り切ってますねぇ」
法政(当然だろ!こんな時じゃなきゃ活躍できないからね!)

そして、あらかた壊し終わって…
高医「じゃあ、行きましょうか」
東大「うむ。だいぶ回り道したが、出発だ」
名大「一橋の野郎をぶっ飛ばしてやろうぜ!!」
愛知大「さ、さすが名大様…!」
愛知医「愛知に生まれて良かった…!」
北里「医大連の名にかけて!」
香医「クローンはもう増えないし、何とかなるでしょ」
南山「出たところで、この銃で楽勝ですよ!液切れは心配ですが…」
樽商「北大様…見ていて下さい!」
神戸「京都で京医や神医達も頑張ってるんだ!僕達も頑張らなきゃ!」
産医「その通りです!」
法政(はぁ…もう一橋さんが誰かにやられてたら、助かるんだけどなぁ…
   まぁ、あり得ない事を考えるのは止めよう…)
こうして一行は再び東大軍基地へ向け出発した。

765:大学への名無しさん
03/03/27 20:12 7GvH5wba
弱気な法政(・∀・)イイ!張り切る法政も(・∀・)イイ!

766:大学への名無しさん
03/03/27 21:24 lodBCZx7
sage進行ですか?

767:大学への名無しさん
03/03/28 00:10 Zarnz1ih
age

768:法政編 ~決着~
03/03/28 12:25 CWsKlmmu
東大軍基地―――

ドッガァァァァァァァァァァン!!!!!

一橋と東工大のロボ“トーコー”が大爆発を起こす。
早稲田「一橋さん!」
慶應「一橋さん…」
一橋「うぐぐ…あいつは…?東工大はどうなった………?」

三人の目の前には大破したロボットがあった。その下敷きになるように、東工大が白目をむいて倒れている。
早稲田「やりましたよ!倒しましたよ!」
慶應「あなたの勝ちです…」
一橋「良かった…。もう思い残す事は無い…」
慶應「大丈夫です!傷は浅いですから…」
一橋「思えば、私も…随分ムチャをしたもんだ…」
早稲田「しっかりして下さい!!」
一橋「私は…クローンや七武神に…頼るしかなかった…。東大さんの跡を継ぐなんて…私には無理…だった」
慶應「急に弱気にならないで下さいよ…。大丈夫です!」
一橋「毎晩…眠れなかった…怖くてな…。情けない話だ…」
早稲田「しっかりして下さい!!」
一橋「いろいろ迷惑をかけたな…すまない。だが…司令官として…最後の仕事は果たした…。
   これからは…お前達の…時代だ…」
慶應「待って下さい!」
早稲田「死なないでくれぇ!!」
一橋「東大軍を…頼んだ…ぞ…」
早稲田&慶應「………任せて下さい!!」
一橋「………」

遂に、一橋と東工大の決着がついた。二人の廃校という形で…。

769:法政編 ~中と外~
03/03/28 13:07 CWsKlmmu
一方、法政達は東大軍基地にようやくたどり着いた。
法政「何か、ひっそりしてますね」
東大「入ってみよう。何かあったのかもしれん」

基地の内部を突き進む法政達。
名大「なんだこりゃ?機械がぶっ壊れてるぞ」
高医「…!誰か埋もれてますよ」
神戸「誰だこれ。もう、死んでるな…」
法政「こ、この人は!」
東大「…東工大だ」
北里「そ、そうだ!この人は東工大だ!」
東大「こいつの始末を一橋に命じて間もなく私は軍を去ったからな…」
法政「何でですか!?東工大さんは東大軍なのに…」
東大「ああ、こいつは兵器開発部長だった。だが、裏切ったんだよ。その後は知らん」
高医「そんな事が…」
神戸「東京もいろいろあったんですねぇ…」
樽商「そうですね」

一方、外で早稲田と慶應は一橋の墓を造っていた。
慶應「一橋さん、安らかに眠って下さい…」
早稲田「京大軍は俺達が必ず…!」
慶應「行こう…」
早稲田「どこへだよ?」
慶應「これ以上、この基地にいても無意味だ。戦場に行かなければ…」
早稲田「そうだな、じゃあ行くか!」

“東大軍司令 一橋 ここへ眠る”

丸太を地面に刺しただけの簡素な墓にはそう刻まれていた。

770:やさいぢる ◆M4U4PX7akg
03/03/28 15:54 R4l01/Bx
うーん、次の展開考える人大変そうだ。複雑な話をシンプルにもってかなきゃいけん。
なにしろラストが近づいてるまつから。

771:大学への名無しさん
03/03/28 18:02 4SEIz74R
一橋・・・東工大・・・。・゚・(ノД`)・゚・。

772:大学への名無しさん
03/03/28 18:34 oSGhmvAM
一方京大軍
アメリカから帰ってきたICUが数名の人々と共に京大軍に現われた。

同志社「ICU、遅かったじゃないか」
ICU「悪い、遅れてしまって。
    田子の浦港に上陸してのはいいが、ちょっと手間取ってしまって」
同志社「そうか、それでそちらの方々は?」
ICU「そのときに、ちょっと手伝ってもらった人々なんだ。
    我々に協力してくださると」
静岡「どうも静岡大です。ICUさんが田子の浦にいたときは驚きました」
愛教「愛教ですわれわれも、この混乱の中でどうしようか迷っていたのです」
三重「三重です、それはとにかくあなた方に伝えたいことがあります」
立命館「いったい、どうしたんだ?」
三重「実は……」


同志社「みんな、大変なことが起こった!」
同女「同志社さん、どうしたんですか?」
立命館「落ち着いて聞いてくれ、一橋が死んだ」
阪大「なんだと! 本当か!?」
同志社「ああ、ICUを送ってきてくれた東海国立さんが教えてくれた」
京大「そうか、一橋が死んだか、……これで東大軍も終わりだな」
阪大「いや、まだ慶応と早稲田が残っているうちは安心できません」
同志社「医大連と公立大同盟の動きも気になりますね」
立命館「しかし、我々には秘策があります。ICUが持ってきた手みやげです」
京大「ほう、ICUが秘策を?」
ICU「ええ、一応そうなのですが…」
京大「ふむ、それは一体どういったものなのかね?」
ICU「今は、未だ言えません、時が来たら…」
京大「そうか…、期待してるぞ」


773:やさいぢる ◆M4U4PX7akg
03/03/28 21:03 IHDD5s5F
―そのころの千葉大
千葉大「だからNHK見てないって!」

NHKの集金をめぐって一悶着起こしていた。

774:大学への名無しさん
03/03/28 21:09 S5nmtmIe
(´-`).oO(そういや筑波はどうしてんのかな・・・)

775:大学への名無しさん
03/03/28 21:26 j3pgJ2M3
―そのころの筑波大
筑波大「だからCOEの採択が少ないって!」

COEの採択をめぐって日本学術振興会と一悶着起こしていた。

776:法政編 ~再起~
03/03/29 00:14 +ohm5DWy
法政達は基地内部をくまなく探索したが、誰も見つけられなかった。
法政「どうしましょうか…?」
東大「考えるまでもない。基地を出るしかあるまい」
神戸「ここで何かあったのは確かですしね」
高医「ちょいと、名古屋の奴らと通信してみるか…」

戦場へ向かう早稲田と慶應。京大軍のレーザーのせいで、両軍の被害は悲惨なものだった。
慶應「生き残っている者をさがそう。そして、“全て”を伝えるんだ…」
早稲田「そうだな…」
そこへ現れたのは専修だった。
専修「あ、早稲田さんに慶應さん!」
すると、続々と大学が現れる。京大軍のレーザーから集団で避難していたようだ。
早稲田「丁度良い、お前達に“全て”を話す」

早稲田は文字通り全てを話した。東工大の侵入、そして一橋の死…。
やはり、大学達はパニックになった。次々と愚痴をこぼし出す。
「もう、終わりだ…」 「リーダーが死んじまうなんて…」 「負けだ…もう負けだ…」
「あの一橋さんが…」 「どうすればいいんだ…」 「あ~あ…」 「マジかよ…」
「あの東工大がなぁ…」 「やってらんねーよ…」 「全員京大軍の捕虜になって殺される…」
「ウソだろ…」 「一橋さん…」 「東大さんがいればなぁ…」 「絶望だよぉ…」

『ゴチャゴチャうるせーぞ!お前ら!!』

早稲田はたまらず叫んだ。大学達は一瞬で静かになる。
早稲田「まだ、俺達がいる!一橋さんは最期に全てを託してくれた!諦めたら一橋さんが…!」
慶應「その通りだ。我々はまだ戦える。私と早稲田に命を預けてくれないだろうか」
早稲田と慶應の貫禄は東大や一橋に負けないものがあった。やがて、コールが起きる。

『早慶! 早慶! 早慶! 早慶! 早慶! 早慶! 早慶! 早慶! 早慶!』

東大軍は新たに生まれ変わる―――

777:法政編 ~その後~
03/03/29 00:39 +ohm5DWy
東大軍基地を出た法政達12名。
高医「京都の医大連は京大軍基地から一時撤退したそうだ」
名大「何かあったのか?」
高医「京大軍に正体不明の援軍が来たとか言ってました…。誰でしょうね?」
神戸(神医………)
樽商「京都には北大さんだっているんです!絶対に勝ちますよ!!」

法政「一橋さんはどうしたんでしょう?」
東大「さぁな、逃げたか…それとも、死んだか…」
法政「もし、死んでたら…!」
東大「少なくとも、目標は達した事になるな。後は京都の医大連が京大を倒すのを待つだけだ」
北里「東工大と戦って亡くなったのでしょうか…」
法政「………!」
法政は何かを発見した。

MITとCITの会話。
MIT「おや、東工大の生命反応が消えた…。クックック…」
CIT「あいつに生命反応装置をつけていたのか…悪趣味な奴め」
MIT「一橋には勝てなかったようだな…素直に私のロボを使っていれば死なずに済んだものを」
CIT「多少は同情しているのか?」
MIT「まさか!日本の大学なんざ、全部ゴミだ。奴とは価値観が似ていただけ…」
CIT「………」
MIT「そろそろ大学を殺すのも飽きてきた。理科大を呼び戻して、いよいよ“日本沈没”の開始だ!」
CIT「そうだな…」
MIT「何だ?気がすすまないってツラだな」
CIT「いや、そんな事は…」
MIT「貴様も何かしてたな。材料や薬品からして“クローンを倒す銃”を作ってたってとこか」
CIT「!…流石だな」
MIT「甘く見るなよ。そんな物、どうしようってんだ?」
CIT「気まぐれに作ってみたんだ。それで…捨てたよ」
MIT「ハッ!訳が分からん」
CIT「………」

778:法政編 ~東大と一橋~
03/03/29 00:54 +ohm5DWy
法政は何かを発見した。
法政「これは…墓ですね」
東大「墓だと?」
法政「ええと、“東大軍司令 一橋 ここへ眠る”。一橋さん…死んだのか…」
北里「一橋さん…やはり…」
東大「一橋…すまない!私が…私が…!」
法政「東大さん…」
法政は東大が泣く姿を初めて見た。そして、東大は自分が軍を抜けた日の事を思い出していた。
   ・
   ・
一橋「どこへ行くんです」
東大「全てが嫌になった…。私はもういい…」
一橋「そんな無責任な!私達にはあなたが必要なのです!」
東大「全てお前に任せる。さらばだ…」
一橋「そ、そんな!私には無理です!行かないで下さい!!お願いします!!」
東大「すまんな…」
一橋「待ってくれェ!!うわぁ~~~~~~~!!私には…無理だぁ~~~~~~!!
   どうすればいいんだよォォォォ~~~~~~!!」」
   ・
   ・
法政達は墓の前で手を合わせた。
神戸「倒すはずの敵だったのに、手を合わす事になるとは…」
名大「確かに…まぁいいんじゃね?」
高医「あんな東大さんは初めて見ました」
北里「東大さん…」
東大「………」
法政(一軍の長という重圧…か。計り知れないものがあったんだろうな…)
東大「申し訳ない。さあ、出発しよう」
法政「…どこへですか?」
東大「………未来という名の希望へ」
その場が凍り付いた。

779:大学への名無しさん
03/03/29 02:23 RitvjMr6
京大軍から一時撤退した神戸・医大連。

神医「俺が残って奴等の正体を探ってみる」
北大「なにをいうんだ。そんな危険なことをリーダーのお前に任せられるか」
神医「大丈夫だ。俺には神戸から預かったあれがある」
北大「しかし!」
京医「わかった。まかせよう」
北大「京医!」
京医「だが、危険だと思ったら直ぐ逃げろ。お前だけの命じゃないんだ」
神医「わかった。じゃ、行って来る」

援軍の正体を調査していた神医から連絡が入る。

神医「援軍の正体が分かった」
京医「そうか、わかったか。いったい誰なんだ?」
神医「ICUだ。あと、東海国立―静岡・愛教・三重・豊橋技科・名工・岐阜らしい」
北大「なんだと! 名古屋はなにをしていたんだ! あやつの管轄だろうに!」
京医「仕方あるまい。あやつのちからはお前や東北・九州ほど強くはないのだ」
神医「しかも、ICUはなにやら秘策を持っているらしいとか」
京医「秘策…?」
神医「ええ、詳しくは分からなかったのですが…」
北大「そうか、わかった。とりあえず、戻ってこい」
神医「分かりました。では」

神医が京大軍本部からぬけ出そうとしたそのとき。

???「其処にいるのは誰だ!」
神医「(しまった! 見つかったか!?)」
 

780:大学への名無しさん
03/03/29 02:43 GI7e5M12
>東大「………未来という名の希望へ」
その場が凍り付いた。
最高にワラタwww


781:大学への名無しさん
03/03/29 09:23 sKyLZJm/
-筑波研究学園都市にて-

筑波大「ダメだ。計測値の誤差が大きすぎる…」


???「What's up?」
筑波大「誰だよ、この忙しい時に」
東外大「久しぶりです、筑波さん」
筑波大「あ、東外大に阪外大、それに外大のみんな!」
阪外大「みんなでカナダまで研修旅行に行ってた」
京外大「お土産のメイプル饅頭でおす」
筑波大「…実は広島で買ってきたとか?」
関外大「誰もわざわざ広島まで行きまへんがな」
筑波大「いやいや、冗談だよ。ありがとう。なんでまたこんなところまで?」
神戸外「それがですね、空港に着いたとたんビックリですよ」
神田外「もう、東京中が焼け野原」
筑波大「嘘でしょ?この筑波研究学園都市はこんなに平和なのに」
東外大「それなんですよ。上智さんもICUさんもいないし、まともなのはここぐらいでした」
京外大「ちょっと東京に出てきはったらお判りになりますよ」
筑波大「うーん、めんどくさい。そんなことより研究だよ」
阪外大「筑波はいつもこうだ。もっとこれからはグローバルな視野を…」
関外大「もう、よろしいやろ。関東は冷たいわ。とりあえず西へ戻りましょ」
東外大「じゃあ、私も連れて行ってもらいましょうか」

782:大学への名無しさん
03/03/29 09:23 sKyLZJm/
-関西にて-

神戸外「あれ?」
関外大「こっちもまぁ見事な焼け野原だな」
阪外大「いったい何があったんだ?」
東外大「これはただ事ではなさそうですね」
京外大「うっ、うっ、わてらのキャンパスが…」
名外大「貧乏な京外のキャンパスなんかたいしたことないだぎゃ」
京外大「なんやて!」
長外大「まぁまぁ、落ち着いて」
関外大「しゃあないからまた留学に行きまへんか?充実の留学制度でお安うしまっせ」
阪外大「じゃあ、ここらでウルドゥー語を学びに行こうか」
関外大「どこやねん」

783:754
03/03/29 14:18 PwVpAzEr
法政編さん、一芸フープ使ってくれてありが㌧。
「広末を通した」っていうだけの一発ネタだったのに…

クライマックス激しく期待。

784:法政編 ~東大と一橋~
03/03/29 15:49 r2+/VjrM
合併、分裂を繰り返しつつ、クライマックスに近づきつつある。

【東大軍】リーダー:早稲田と慶応
一橋がついに戦死。早稲田と慶応が大学をまとめ、再起を狙う。

【京大軍】リーダー:京大
ICUと他数名が援軍として登場。同盟の九大軍は壊滅。

【医大連(医科歯科連合)】リーダー:神医、京医、高医
全国の医大の他、一部の旧帝も参加。一橋と京大の首を狙っている。

【MIT軍】リーダー:MIT
東工大が戦死。MITはCITと共に日本沈没計画を進めている。

【法政軍】リーダー:法政
医大連の一部。一橋を倒すのが目標だが、一橋は死んでしまった。

【公立大同盟】リーダー:都立大
四国で高医になだめられ、戦線離脱。復活はあるのだろうか。

【その他の大学】
主に筑波大、千葉大、外語大など。戦争に関与していない者達。

785:大学への名無しさん
03/03/29 15:55 r2+/VjrM
>>784
最近ないので、自分で書いてみました。
見逃してるかもしれないので、突っ込みお願いします。
(実際に筑波大が一橋の後継者になる話を書きそうになった)

>>783
こちらとしても助かりました。
「通り抜けフープ」って説明難しいですね
>取り付けた場所とその反対部分を異空間でつなぐ性質がある。
意味不明です。

786:法政編 ~新生~
03/03/29 23:21 aHJYTMT5
一段落ついて、話し合う法政達。
神戸「これからどうしましょうか?」
高医「東大軍の動きを知るのが先決だな」
名大「誰かが一橋の跡を継いでたら、結局振り出しだしな」
北里「継いでいるとしたら、誰でしょうね?」
東大「早稲田か慶應だろうな…」
法政「もし、継いでいたら…?」
高医「倒すしかない。“頭を潰す”これが戦争終結のための最良の方法なのだ」
法政(もしかしたら、早稲田さん達と戦うのか…)

その頃、早稲田と慶應は東大軍を探し、集めていた。
早稲田「だいぶ集まったな」
慶應「こんなものでいいだろう…」

 ワ イ ワ イ ガ ヤ ガ ヤ ・ ・ ・

慶應「みんな、聞いてくれ。一橋さんはついさっき亡くなられた。東工大と戦ってな…」
早稲田「これからは俺達が東大軍を仕切る。異存はないな?」
再び起こる早慶コール。

『早慶! 早慶! 早慶! 早慶! 早慶! 早慶! 早慶! 早慶! 早慶!』

立教「お二人に聞きたいのですが、これからどうするおつもりで?」
慶應「ここにいる全軍で“京大軍基地”へと攻める」
早稲田「一橋さんは命を賭けてくれた。今度は俺達の番だ!」
日大「その通りです!!」
明治「MARCはまだやれます!!」
「やれるぞ!」 「勝ちましょう!」 「京大なんざ怖くねえ!」 「勝てる!」 「早稲田様~!」
「よっしゃあ!」 「いいぞ~!」 「素敵~!」 「慶應さん!」 「ここまで来たら攻めるまでです!」
「この命預けた!」 「粉骨砕身!」 「ウオ~!」 「早慶バンザイ!」 「関東の意地見せてやるぜ!」

新生・東大軍の目標は決まった。全軍で打倒京大!戦いは最終局面を迎えた…。

787:法政編 ~日本消滅~
03/03/29 23:33 aHJYTMT5
MIT達のアジトに理科大が到着した。
理科大「何でしょうか?緊急招集とは…」
MIT「東工大のバカが死んだ。もはや待つ意味は無い。“日本沈没”の開始だ!」
理科大「東工大さんが!?ウソだ…」
CIT「気の毒だが、本当だ。生命反応が消えたらしい」
理科大「ウソだ…」
MIT「うるせぇ!これだから日本の大学は困るぜ。廃校した奴なんざほっておけ!」
理科大「しかし…」
MIT「いいか、これから我々が行うのは“日本沈没”というビッグプロジェクトだ。
    東工大はそれに相応しい男ではなかった。それだけだ!」
理科大「はぁ…」
CIT「理科大、お前は東工大と付き合いが長い。気持ちは察するが、今はそれどころではないのだ」
MIT「そういう事だ」
理科大「分かり…ました…」
MIT「さてと、じゃあロケットの準備だ」
理科大「ロケット!?」
MIT「それで、前もって打ち上げておいた人工衛星へ向かい、その人工衛星に搭載されている兵器で…」
CIT「日本を滅ぼす。“日本沈没”というより、“日本消滅”だな」
理科大「ううう…」
MIT「喜べ、お前は日本で唯一生き残る大学になる」
理科大(私はとんでもない奴らと組んでしまったのでは…)
MIT「ロケットはもう出来ている。しかし、発射場はちと遠い。行くぞ」
理科大「は、は、はい」
CIT「………」

788:468
03/03/30 00:12 Ry1gUHiZ
しばらく来てないうちにだいぶ進んでますね。
しかもおもしろいし。
「ICUのある言葉でミッション系の大学召集(もしくは合体)、そして・・・」
という展開を書こうと思ってたんですが、なにしろ引越しで・・・。
参考にしていただけるとありがたいです。けどそれだと勢力がまた複雑になるので判断はまかせます。
では、これからは読者として楽しませていただきます。がんばってください。

789:大学への名無しさん
03/03/30 18:43 B1RQI0Jd
今更な質問かもしれませんが、もう東大軍(→いまや早慶軍?)には
有力(「と自分では思っている」というのも含む)国公立は残ってないんですかね?
「一橋ならまだしも、早慶ごときの指揮下になど誰が入るか」なんて言いそうな。

790:大学への名無しさん
03/03/30 23:07 aYG4kd7u
>>789
筑波は時代の流れに取り残されてる。
東工・一橋は逝っちゃったし、
お茶の水はクローンのところ。
千葉はNHKの料金をバッくれてる。

関東でまだ戦争やってない国立は
横国・外大・埼玉…とどこだ?
埼大にはぜひ「さいたまさいたm(ry

791:大学への名無しさん
03/03/30 23:16 JIqHUa42
そーいや電通がいたな。後学芸とか。芸大もか。

792:大学への名無しさん
03/03/30 23:18 hif34qYM
防大、防医大も出てない気が・・・

あ、大学校だからか。

793:大学への名無しさん
03/03/30 23:31 /CTE5MC7
>>792

>>683-684

794:大学への名無しさん
03/03/30 23:50 aYG4kd7u
>>791
oh, そいつらの事忘れていた
sorry.

795:法政編 ~最後の希望~
03/03/31 00:12 DNWTwk9I
東北軍は九大の見張りのもと、一時休憩していた。
東北「そろそろ出発しよう。ありがとう九大」
九大「礼には及ばない」
東北「九大…」
九大「何だ?」
東北「一緒に来てくれないか?」
九大「フッ…気持ちは有り難いが、MITにやられた傷でもはや役には立たん。足手まといになるだけだ」
東北「それでも構わない」
九大「そうか…では、お願いしよう。私もこのままでは終われん!!」

お茶の水はクローン工場から逃げ出し、森の中を走っていた。
お茶の水「ゆ、許せないわ!あいつら!絶対に借りを返してやるんだから!キィ~~~~!!
     早く一橋様に報告しなくては…」
そこへ、話し声が聞こえた。
お茶の水「な、何かしら?」

MIT「ロケット発射場はこっちだ」
CIT「随分へんぴな所に建てたものだな。目立ちたがりのお前にしては」
MIT「ふん、発見されて、騒がれても面倒だからな」
理科大「あの、本当にやるんですか?」
MIT「当たり前だ!あと少しで日本はこの世から消えるのだ!人工衛星搭載兵器“MITミサイル”によってな!」
理科大「は、はぁ…」
MIT「宇宙から日本が消滅する瞬間が見れるのだぞ?久々に楽しめそうだ」
理科大「………」

お茶の水「に、日本が消滅!?ど、どうしましょ…誰かに、誰かに伝えなきゃ!!」

MIT「何だ?今、声が聞こえなかったか?」
CIT「いや、気のせいだろう。森の中だし、鳥の鳴き声ではないか?」
MIT「フッ鳥如きに反応してしまうとは…。私も多少は気が張っているらしい」
CIT(今見逃してやった日本の大学よ…。お前が“最後の希望”だ…)
三人はロケット発射場へ向かう。

796:大学への名無しさん
03/03/31 00:29 6q0RXTNT
(・∀・)ワクワク

797:大学への名無しさん
03/03/31 00:34 Hqjl8TzX
職人さん毎日おつかれさんです
今書いてるのは1人か?

798:法政編 ~電通大登場~
03/03/31 00:42 DNWTwk9I
一橋没後の東大軍の動きを追う法政達だが、手がかりはつかめずにいた。
法政「どうなっちゃったんでしょう。東大軍」
名大「ここまで見つからないって事は、全滅したとか?」
高医「さすがにそれは無いでしょう。一橋の墓を造った人は生きてるはずですし」
神戸「新リーダーが現れて、もう京都へ向かったとか…?」
東大「十分あり得るな…。しかし、どこにいるのか分からんと…」
??「ピピピ…ピピピ…」
愛知「だ、誰だ!?」
電通「ピピピ…ピピピ…電気通信大学。電通って呼んでくれ」
法政(うわ…また変な奴が…)
東大「で、電通大!お前は東大軍だったな?」
電通「ええ、でも拙者はぐれてしまって。京大軍のレーザー凄かったから…」
名大「他の東京の大学の居場所は分かるか?」
電通「拙者ははぐれてしまったから…。でも…」
名大「やっぱダメか…」
電通「でも、居場所なら分かりますよ。東京の大学ならね」
名大「それを先に言え!!」
電通「す、すみません。一橋様にレーダー係に任命されてましてね。東京の大学の居場所は拙者分かるんですよ。
   これは一橋様と拙者だけの秘密ですが」
法政(思いっきりバラしてやがる…)
東大「今すぐ、調べてくれ!大至急だ!!」
電通「でも、お宅ら、拙者の敵…」
高医「はよぅしちょき!!!!」
電通「は、はい!!え~と…ピピピ…ピピピ…」
東大「どうだ?」
電通「集団で西へと向かってますね。あと凄い速さで東大軍基地へ向かっているのが一校」
東大「やはり京都へ…!早稲田か慶應だな!」
名大「すぐ追おう!」
神戸「ところで、“凄い速さで東大軍基地へ向かっている一校”って誰でしょうね」
東大「法政、電通とその大学を待っててくれないか?気になる」
法政「え?わ、分かりました!(置いてきぼり!?)」
東大達は東大軍を追跡する事になった。法政と電通は東大軍基地へ戻った。

799:法政編 ~待ち時間~
03/03/31 01:05 DNWTwk9I
東大軍基地―――
電通「じゃ、二人きりで待ちますか」
法政「そ、そうですね…(この人苦手だ…)」
電通「ところで、何で東大軍にいなかったの?」
法政「(いきなり嫌な質問をしやがって…)え?自分を見つめ直す旅へと…」
電通「じゃあ、戦争初期に京都にいたのは気のせいか…」
法政「(ま、まずい!!)そういう電通大さんはどうしてたんですか?」
電通「これでも国立だからね、指揮官やってたよ」
法政「そ、そうですか…」
電通「どんどん大学が死んでいくんだ。拙者は悲しかったよ…」
法政「電通大さん…」
電通「実は、君達が来る事は知っていたんだ。このレーダーでね」
法政(そうか、東京の大学の居場所は分かるんだよな…)
電通「偶然を装って会ったわけだ。君達なら…戦争を終わらせられると思ってね…」
法政「そうだったんですか…(俺はこの人を誤解してたな…)」
電通「ところで、何で戦争初期は京都にいたの?」
法政「(なぜほじくり返すんだ!)いや、ちょっと京都旅行へ…」
電通「隠さなくてもいい。君は頑張ったよ」
法政「い、いえ…」

いきなり電通大が立ち上がる。
電通「ピピピ…ピピピ…」
法政(この効果音と、“拙者”は何とかならんのかなぁ…?)
電通「来たよ」
法政「え?誰ですか?」
電通「さっきは遠かったから判別できなかったが、この電波は…お茶の水だな」
法政(ゲ!よりによって…)

お茶の水「に、日本が…ゼェ…ゼェ…消滅するのよ~~~~!!日本が~~~~!!」

法政(あ~あ、クローン工場での敗北のせいで、ぶっ壊れてやがる…)
電通「ま、せっかく来たみたいだし、会ってみようか」

800:法政編 ~追跡~
03/03/31 01:52 DNWTwk9I
東大軍改め早慶軍を追う東大達。
香医「電通大は連れていくべきだったのでは?レーダー機能を持ってますし…」
名大「ふん、さっきまで東大軍だった野郎を信用できるか!」
神戸「大丈夫でしょうか?法政だけ残しちゃって…」
産医「今頃、電通に襲われてるかもしれませんよ」
高医「確かに…敵同士だしな…」
南山「でも、今更戻れませんよ!もう法政、殺されてるかも…」
名大「今回は完全にお前の“失敗”だったな、東大!!」
東大(法政、電通。信じているぞ…。私は部下を信じず軍を去り、一橋は部下を信じ最後まで戦った…
   一橋に報いるためにも、私は“かつての部下”を信じ抜く!!)

一方、早慶軍は京都へと歩を進めていた。
早稲田「もうすぐ京都だ!」
慶應「京大軍が現れる気配はないな…」
早稲田「関東にもだいぶ兵を出していたし、兵力不足だろ?」
立教「我々MARCは関関同立と遭遇しました。ただし、いたのは関学と関西だけでしたが…
   4対2なので、もちろん勝ちました」
日大「うちも産近甲龍と一戦交えました。近畿を倒しましたが、東洋が…やられた」
東海「うちは二人もやられて、今や“東国”です…」
国士舘「大東文化…亜細亜…良い奴だった。あのクソ野郎はどうなったか知らねぇがな!」
東海「クソ野郎?」
国士舘「帝京に決まってるだろ!?あいつ逃げやがって…」
日大(帝京が“何をしてたか”は言えないな…)
東海「もう誰かにやられたんじゃないか?」
国士舘「ケッあいつを殺ってくれた奴に礼を言いたいぜ!」

京都では―――
同志社「ヘックション!!」
立命館「ど、どうした?」
同志社「今、誰かが俺を噂してたような…」

801:大学への名無しさん
03/03/31 01:57 DNWTwk9I
>>788
書きたくなったら、いつでも書いて下さい
何かどんどん減っているんで…

>>797
何人かいると思います
>>773>>775の二人の違いはワラいました。

802:大学への名無しさん
03/03/31 02:42 Q2xGhFSU
京大軍内部
 ICUはあてもなく構内を彷徨う。

ICU「本当に、京大軍について良かったのだろうか?
    おれの願いは京大軍の勝利ではなかったはず…。
    このままでは、京大軍のためにあの言葉を使うことになるかもしれない。
    そのようなこと……ん?」
??「……った…I……東…立…」
ICU「(なんだ? 声が聞こえる…? もっと近くへ寄ってみよう)」
??「Uは何か秘策を……」
ICU「(な、秘策のことがばれてる? 間者か!?)」
??「分かりました。では」
ICU「(いまだ) 其処にいるのは誰だ!」
??「!!」
ICU「あ!! お前は!」
神医「あ、あなたは、ICUさん!」

医大連(京都)
北大「それにしても、援軍が6人も! 全く、名古屋は…」
京医「まあ、そうがなるな。しかし、厳しいな。いちど本部に戻り体勢を立て直すか」
北大「ああ、この人数じゃどうしようもない…。しかし、それにしても神医は遅いな」
京医「確かに。そろそろ着いてもおかしくはないのだが…」
北大「まさか、抜け出すときに何かあったのでは?」
京医「……。とにかく、もう少し待ってみよう。それで来なければ…」


803:大学への名無しさん
03/03/31 02:49 Q2xGhFSU
再び京大軍内部

ICU「貴様、いったいこんなところで何を…」
神医「ICUさんこそ…。あなたは東大軍では無かったんですか?」
ICU「東大軍はやめた」
神医「それで、今度は京大軍ですか。確かに、いまは京大軍の力が圧倒している…」
ICU「違う、おれは戦争を終結させようと…!いや、そんなことを云う資格は今のおれにはないな
    同志社と共に、そんな夢を語ったことがあった…。しかし…」
神医「ICUさん、京大軍をでて、我々と共に戦争終結へ向けて戦いましょう!」
ICU「そうだな…」
神医「そうですよ。我々はあなたを歓迎します」
ICU「しかし、もしお前達の見方になり、京大軍・東大軍を倒したところでなんになる?
    新たな戦争が始まるだけだ。
    現に、東大軍は一橋亡き後も早慶が中心となって活動を続けている…」
神医「それは…」
ICU「それでは、だめだ。だから、お前達の軍には入れん」
神医「だったら、だったらどうするというのです!
   なにもしないうちから、それを否定することは出来ない!」
ICU「わからない…、わからないんだ。
    ただ、お前達のしていることは正しくない。それだけはわかる」
神医「正しくないか…。そうかもしれません。憎しみは憎しみしか生まない…。
   でも、それでしか解決できないことがある。今がそのときだ!」
ICU「……。そうかもしれん。しかし……。いや、これ以上の議論は不毛だ。
    今回は見逃す。はやくここから立ち去れ」
神医「…わかりました。ありがとうございます。でも、私は…」
ICU「早くしろ!」

神医立ち去る

ICU「おれには、何が出来る? いったい、何が……」

804:大学への名無しさん
03/03/31 03:05 wqYQT+4i
しばらく見てないうちにだいぶ進んだな。しかもオモロイ
三重大がちょびっとでてたのは、地元民としてなんか嬉しいw

805:法政編 ~三人組~
03/03/31 14:08 LWFGb1yC
電通と法政はお茶の水を迎えた。
お茶の水「日本が~~~~!!日本が~~~~!!」
法政「ま、ま、落ち着きなって」
お茶の水「うるさいわね!!アンタこそ、よく落ち着いてられるわね!!」
電通「何があったのか、話してもらおうかな」
お茶の水「あ…!電通大様。いいわ、話してあげるわ」

お茶の水は森の中で聞いた会話について話した。
お茶の水「…というわけよ」
法政「日本を消滅?…んなバカな」
お茶の水「うるさいわね!ぶっ殺す!!」
電通「まぁまぁ、誰が話してたんだい?」
お茶の水「え~と、見たこともない大学が二校。それと、理科大がいたわ」
法政「手がかりにはならないな…」
電通「拙者のレーダーを忘れたか?“東京の大学”の居場所は分かる」
法政「あ…!」
お茶の水「どうでもいいけど、一橋様を出してよ!アンタらじゃ頼りにならないわ!」
法政「実は………」

法政はためらいながら、一橋の事を打ち明けた。
お茶の水「ウソよ~~~~~~~~!!あの一橋様が死ぬなんて…」
法政「基地内に東工大さんの死体があった。多分、東工大さんと戦って…」
お茶の水「そんな…」
電通「泣くのはそのへんにしておけ。今は悲しむ暇は無いのだから…」
お茶の水「は、はい…」
法政「………」
電通「拙者達は理科大を追おう。日本の消滅について真偽くらいは確かめないと」
法政「そうですね…本当だったら、エラいことですし」
お茶の水「一橋様…」

806:法政編 ~敵も三人~
03/03/31 14:25 LWFGb1yC
電通大はさっそくレーダーを発動させる。
電通「ピピピ…ピピピ…」
法政「どうですか?」
電通「やけにへんぴな地域に一校いる。これが理科大だろうな」
法政「追いましょう!」

京大軍基地―――
阪大「東大…いや早慶軍がこの基地へ向かっているという情報が!」
京大「その程度、予想済みだ」
阪大「迎撃するなり、防衛するなりしないと…」
京大「ほっておけ、こっちには“奴”がいる」
阪大「信用できるのですか?」
京大「信用などしていないさ。奴は元々東大軍だぞ?」
阪大「だったら…!」
京大「今に分かる。今にな…」
阪大「………」

再び、理科大のもとへ向かう三人組。
法政「もし、戦う事になったら…」
電通「お茶の水の話が事実は相手は三人。こちらも三人。三対三だな」
お茶の水「相手が誰だろうと、ぶっ潰してやるわ!」
法政(お~怖…)
電通「拙者もこうなったら、とことん付き合うぞ!」
三人は意気揚々と理科大を追う。敵に二人も七武神がいるとも知らずに…。

807:大学への名無しさん
03/03/31 21:09 ZgG06fxG
age

808:大学への名無しさん
03/03/31 21:42 uanrZYIV
人気キャラ・不人気キャラ投票結果
【人気キャラ部門】
1位 一橋 10382票
・死に様がよかった ・最後は良い人だった ・一橋だから
2位 ICU 9315票
・あの言葉が気になる ・重要人物だから ・本気出したら強そう
3位 法政 7210票
・情けないから ・一応主役だし ・たまに役に立つので
4位 同志社 6953票
・同志社女子と幸せになって ・クール ・さりげなく活躍している
5位 筑波 5448票
・鈍い ・こいつがいれば一橋は生きてた ・勉強一筋だから

【不人気キャラ部門】
1位 帝京 16118票
・情けないから ・最期が無様すぎ(w ・二回殺されたのはこいつだけ
2位 東工大 4261票
・喋りかたがキモい ・ロボットかよおめでてーな ・狂ってそう
3位 MIT 3870票
・ハーバード見習え ・小者 ・本名なんだっけ?
4位 名大 3007票
・DQN丸出し ・自分の地方をまとめられてないから ・役立たず
5位 千葉 2911票
・NHK受信料くらい払え ・千葉大だから ・脳味噌筋肉

※この投票結果はフィクションです。実在の大学とは一切関係ありません。

809:やさいぢる ◆M4U4PX7akg
03/03/31 22:22 hXhElFk/
つうか電通キャラがたっててイイ!お茶女もキャラたってるし>>806の後はバトルっぽいのでとてもワクワク
さながらワンピースのようなバトルシーン期待。
あと>>808は法政が三位でかなすぃー

810:大学への名無しさん
03/03/31 22:51 Q2xGhFSU
いまさらなんなんだが、神医じゃなく兵庫医科大学じゃないんか?
それとも、神戸大学医学部なの?

811:大学への名無しさん
03/03/31 23:25 UoVmLECj
俺が引っ越す前に終わらなかったなぁ…
結論が気になるがしゃーない

812:大学への名無しさん
03/03/31 23:26 oND0JBHJ
じゃあきれいにまとめてログとっとくかな。

813:やさいぢる ◆M4U4PX7akg
03/03/31 23:28 knDO0n//
誰かこのスレまとめてホームページで公開するか同人で出版すれば>>811も見れるのに。

つうか恋愛要素がないね、この話。ヒマな職人さんいたら法政と㌧女あたりをからませてくらはいー。

814:大学への名無しさん
03/03/31 23:51 ADoQy3gM
同志社と同志社女子がいるじゃないか

815:大学への名無しさん
03/03/31 23:54 UUAuofOp
ICUってなんですか?

816:大学への名無しさん
03/03/31 23:58 oND0JBHJ
>>815
International Christian University

817:大学への名無しさん
03/03/31 23:59 UUAuofOp
昨日吉野屋で牛丼食ってたら後から入ってきた
40ぐらいのおっさんが店がガラスキなのにも
かかわらず俺の隣に座って「牛丼特盛りね。あ、
ネギだく、ギョクで。」とかいいやがったんだよ。
もちろん、俺は逃げた。

818:菊次郎
03/04/01 00:01 gw4y4wOA
名スレ

819:法政編 ~止められるのは三人だけ~
03/04/01 00:15 bNiIIgmQ
電通大のレーダーを頼りに理科大を追う法政達。
法政「電通さん、あとどのくらいですか?」
電通「もうすぐだな」
お茶の水「理科大に気をつければ、何とかなるわよ!」
法政「いや、まだ戦うと決まったわけじゃ…」
お茶の水「い~え、あれは本気だわ。本気で日本を消そうとしてるわよ!!」
電通「あんま喋ってると、体力の減りも早くなるよ」
法政&お茶の水「グッ…!」

ロケット発射場―――
高くそびえ立つロケットを見上げる三人。
理科大「こ、これが…!」
MIT「どうだ?私の自信作だ」
CIT「流石だな、これほどのものを造り上げるとは…」
MIT「名付けて“MITシャトル”!!」
理科大「相変わらず“MIT”をつけるのは忘れないんですね」
MIT「当然だ」

発射場から少し離れた場所―――
法政「な、何あれ…」
電通「ロケット…だろうね」
お茶の水「ほら言ったでしょ!あれで宇宙から日本を消すつもりよ、きっと!」
法政「まさか、本気でこんな事をする奴がいるなんて…どうしましょう?」
電通「拙者達が止めるしかなかろう」
お茶の水「そうよ!情けないわね!!」
法政(結局戦うのか…トホホ…)
電通「まだ間に合う。あのロケットを飛ばさなければいいんだから」
法政「そうですね、この事実を知ってるのは俺達だけですからね!」
三人は決意を固め、ロケット発射場へと向かう。

820:大学への名無しさん
03/04/01 00:16 adLv6MMG
一方京大軍内部
東海地方国立はそのなかの一室で休んでいた。

静岡「京大軍まで来ちゃったけど、これからどうしましょうか?」
三重「うーん、別に京大に恩はないしなぁ」
豊橋「名大様に黙ってでて来ちゃったし」
名工「名大なんかかんけーねーだろ? あんなの、俺らのこと忘れてるさ」
愛教「だったら、良いんですけど…」
岐阜「とにかく、今はここで指示を待とう」
静岡「そうね。ICUさんもいるんだから」
愛教「そうそう、ICUさんっといえば、なんであんな所にいたのかしら?」
豊橋「そうだな。沼津と清水に東大軍の東海大の支部があったのに…」
名工「爆破された富士山を見に来たんじゃねー? あれ、大変だったもんな」
静岡「ええ、あの爆発で常葉学園さんのお子さんの富士常葉大が亡くなったもの」
豊橋「ヤツもかわいそうだったよな。あそこの一家は中立だったのに」
岐阜「で、静岡がICUさんを見つけて保護したんだよな」
静岡「あのままだったら、東海大に見つかってたもの」
三重「で、静岡から連絡を受けた俺らが駆けつけて…」
愛教「ICUさんから話を聞いたのよね、この戦争を終結させようって」
名工「俺らもどうしようもなかったし、それに賛成したんだよな」
岐阜「このままだと、何も出来ないまま争いに巻き込まれて殺されていただろうし」
豊橋「関東と関西の争い…、東海地方が戦場になる可能性は大きかったもんな」
愛教「これから、ICUさんはどうするつもりなのかしら」
静岡「そうね。でも、私たちはICUさんについていくだけよ」
豊橋「そうだ。それが、もし、京大軍を抜けることになったとしても…」


821:法政編 ~最悪の敵~
03/04/01 00:35 bNiIIgmQ
ロケット発射場―――
法政「そこまでだ!」
お茶の水「そこまでよ!」
電通「バカな事はやめなさい」
MIT「何だ?貴様らは…」
理科大「あ…法政!それに、お茶の水、電通大…」
MIT「これはこれは…予想外の客だな。わざわざ殺されにくるとは…」
お茶の水「ホホホ、アンタみたいな、マイナー大学に負けるわけないでしょうが!」
MIT「マイナー大学?この私が?」
法政「だって…見たこと無いし…」
MIT「私の名はマサチューセッツ工科大学。通称MITだ…」
法政「え………」
お茶の水「じょ、冗談はよしてよ!七武神じゃないのよ!」
MIT「その通り、私は七武神だ」

そして、MITはCITを指さして言った。
MIT「あいつはカリフォルニア工科大学。通称CITだ…」
CIT「………」
法政(お、終わった…俺もここまでか…)
お茶の水(七武神が…二人も!とんだ誤算だわ…)
電通「拙者は電気通信大学。通称電通大だよ」
MIT「貴様の名前なんざ聞いてないがな」
電通「聞かれてないのはキミも一緒でしょう。相手なんか関係無い。拙者は“日本消滅”を止めに来たのだから」
法政「でも…勝てっこないですよ!」
電通「分からないよ。あちらの三人に運良く隕石が落ちてきたら勝てる」
法政「無茶な!」
電通「勝てる相手とだけ戦うキミじゃないはずだ!!」
法政「(そうだ…他のみんなだって…)や、やりましょう!七武神がなんだ!こっちは元MAECHで元法慶だ!」
お茶の水「私だって女子大最強よ!」
MIT「ゴミ共が…。貴様らを血祭りにあげて、宇宙に捨ててやるとしようか…」
七武神、MITとのバトルが始まった!

822:大学への名無しさん
03/04/01 00:37 bNiIIgmQ
>>821
いきなりミス発見です…

元MAECH→元MARCH

823:大学への名無しさん
03/04/01 00:50 bNiIIgmQ
>>809>>811
展開遅くてすいません…
2話使ってようやく「バトル前の会話」が終わる始末…

>>810
神戸・神医は良いキャラなんで、変更はないでしょう

824:法政編 ~魂の一撃~
03/04/01 01:34 bNiIIgmQ
法政「“キャリアデザイン”!!」
お茶の水「“玉露ぶちまけ”!!」
電通「“妨害電波”!!」

ドゴーン! バゴーン! ズドーン!

法政(まるっきり効いてない…)
お茶の水(詐欺じゃないの!?直撃だったのに!キィ~~~~!)
電通(ああは言ったものの、実力差は大きい………か)
MIT「こんなものかね。では、七武神の力を見せてやろう。“MITでこピン”!!」
ピンッ
法政&お茶の水&電通「うわァァァ~~~~!!」
MIT「でこピンの風圧だけで、そのザマか…。こりゃ勝負は見えたな」
電通「ぐっ…“電化製品乱れ投げ”!!」
MIT「効くかァ!“MITキャノン”!!」

ズドゴォォォォォォン!!!!!

お茶の水「うう…ダメ…」
電通「ぐうう…何て威力だ…!」
MIT「さっきまでの威勢はどうした?ゴミがこの私に逆らうなど…1000年早いわ!」
法政「ガハッ!ハァ…ハァ…まだまだ!」
法政はガムシャラに攻める。しかし、全く当たらない。
MIT「ククク…MITキャノンを受け、なお攻めてくるその“馬鹿さ加減”は誉めてやろう」
法政「うおおおおお!」
お茶の水「法政…まだやると言うの…」

ドゴッ!

MIT「うぐはッ!」
電通「あ、当たった!法政の攻撃が!」
MIT「…日本のクソ大学の分際で、よ、よくも~~~~!!」

825:大学への名無しさん
03/04/01 01:46 +XAiTys2
(・∀・) ワクワク ドキドキ
法政はいちおう主人公なのにここでやられてしまうのか!?
がんばれ~ 日本の大学!


826:法政編 ~悲劇・救出劇~
03/04/01 01:57 bNiIIgmQ
MIT「この場で消滅させてくれるわ!最強の技でな!」
法政「うう………」
MIT「くたばれ…“MITゴッド…」
理科大「理科実験その1“ヨウ素液洪水”!!」

ドジャジャ~~~~!!

MIT「ぐわっ!何だこの液は…。理科大ィィィ…貴様ァァァ!!」
理科大「俺だって、俺だって………日本が好きだァ!!」
MIT「バカめが…CIT!そいつを殺せ!」
CIT「土壇場で裏切るとはな…容赦はしない。“CITエクスプロージョン”」

バゴオォォォォォォン!!!!!

理科大「ぐわああああああ!!」
電通「理科大………くっ!」
MIT「おとなしく我々に協力していれば、死なずに済んだものを…。さて、次は貴様だ。法政とやら」
法政(ダメだ…動けない…)

MITが技を出そうとしたその時、謎の軍勢が割って入った!
??「MIT見つけたぞ!」
MIT「チッ…またゴミが増えたか!?」
CIT「何者だ?」
東北「東北大だ。ここからは我々東北軍が相手をしよう」
九大「さっきの借りは返させてもらう!」
法政「と、東北大…」
MIT「もう出発を待つだけというのに…次から次へ…!こ、殺してやる…全員…!」
東北「目標はMITとCIT!倒れている者は介抱してやれ!!」

新たなる援軍、東北軍。果たして、二人の七武神を倒すことはできるのか!?

827:大学への名無しさん
03/04/01 02:08 Y07pzIJ3
俺は、俺は………理科大が好きだァ!!

828:大学への名無しさん
03/04/01 05:07 o0vOsLHy
り、理科大……。・゚・(ノД`)・゚・。

829:大学への名無しさん
03/04/01 07:42 nbZJRycM
コーヒーブレイクで、本筋から離れた駄文逝ってみます



MARCに敗れた関学と関大は、満身創痍となって落ち延びていた。

関大「あれだけの兵力じゃ勝てるもんも勝てん…立命と同志社の野郎はどこに行ってたんだ!」
関学「ふっ、立命なんかいても役に立ちはしなかったさ。どうせ…ゴホッゴホッ」

関大「大丈夫か?関学、この辺で休もう」

関学「ふう…関大よ、もう先に行ってくれ」
関大「何を言ってるんだ、お前も生き延びて新しいCMを撮ってくれよ!」

関学「いや、…俺はもうダメだ。そうだ、お前に全てを託そう」


関大「わかった。俺に任せておけ」
関学「…」
関大「おい、関学!関学?しっかりしろ!」

関西学院大学 廃校

830:大学への名無しさん
03/04/01 07:42 nbZJRycM
関大「西宮、か…」


関大「お久しぶりです」
神女「きゃ!」
関大「!?」
神女「…失礼しました。関大さんね。そんな血まみれで…手当てをしましょう」
関大「…これは、なにぶん必死だったもので、申し訳ない、神戸女学院さん」

神女「関西学院が死んだ、と伝えに来られたのね?」
関大「!! どうしてそれを?」
神女「あなたは純情で正直な人。だから私に近づこうとはしなかった」

神女「私の婚約者が生きていたときには、ね」


関大「えぇ、その通りです。俺は、親友の遺言を伝えに来ました」
関大「『関学のチャペルで、結婚式を挙げたいと思っていたけれど、それが叶わず、申し訳ない』」
関大「『そのチャペル、そして日本庭園を君に残そう。春の桜は君に似合うはずだ』」


神女「わかりました、グスッ、関大さん、ありがとうございました」

831:大学への名無しさん
03/04/01 07:42 nbZJRycM
関大「さてと」
関大「中等部、高等部はいるか?」

関学高等部「あ、関大さん、しばらくぶりです」
関学中等部「しばらくぶりです」

関大「よう、…実はな」

関学高等部「そうですか、兄はやはり」
関大「俺も懸命に戦ったが、すまない」
関学中等部「嘘だ、そんなこと僕は信じない!」
関学高等部「中等部!僕だって信じたくない!けど、けど、関大さんは本気だ!」

関大「…遺言がある」
関大「『お前たちに教えてやりたい事はまだまだあったけれど、残念だがそれはできそうにない。すまない』」

関学中等部「…」

関大「『時計台と大学図書館を、お前たちに残そう。よく遊び、よく学べ』」

関大「今日からお前たちは、関西学院高校と関西学院中学だ」

関大「おい、その時計台を見てみろ」
関学高等部「Mastery、for、Service、確か、奉仕のための練達」

関大「それが、最後の遺言だ。関学はいい奴だった。誇りを忘れるな」

832:大学への名無しさん
03/04/01 08:35 cJS7NvaX
名スレ!職人さん乙!

833:大学への名無しさん
03/04/01 12:20 qUs78SQy
理科大に関学まで・・・・゚・(ノД`)・゚・
小説の初期を見ると、ホント切なくなるな(死んだ奴がまだ生きてて)

834:法政編 ~二つの戦場~
03/04/01 22:18 dY/yS8I9
東北軍とMIT・CITの激闘が始まる。
秋田「これ以上、好き勝手はさせねーぞ!」
八戸「日本の底力をなめるな!」
岩手「数はこちらが上なんだ!」
仙台「東北大さんの名も上がるぜ!」
MIT「うぐぐ…格の違いを思い知らせてやるわ!」
CIT「仕方あるまい…」

東北「大丈夫か、法政達」
法政「た、助かりました…」
お茶の水「来るのが遅いのよ!」
電通「間一髪、かなり危なかったね」
東北「もう大丈夫だ。奴らはたった二人…数で押せば勝てる!」
九大「………」

京都―――
早稲田「よぉし、いよいよ京都だ!」
慶應「結局、京大軍と鉢合わせる事はなかったな…」
早稲田「基地に一気に攻め込もう!それしかねぇよ!!」
慶應「そうだな…。みんな、我々は新米司令官だが、最後まで付き合ってくれ!!」
全軍「お~~~~~~~~!!!!!」

早慶軍より少し遅れて東大達。
神戸「京都が見えてきましたね…。何かものすごく懐かしいです」
東大「何としても、東大軍と京大軍の全面衝突は避けねばならん!」
高医「追いつけるでしょうか…」
名大「最悪の場合、両軍の間に入って止めるしかないだろうな」
香医「厳しいですね…」

835:法政編 ~逃走~
03/04/01 22:42 dY/yS8I9
MIT「CIT、手を出すなよ!“MITキャノン連射”!!」

ドゴゴォォォオオォォォォンン!!!!!

戦闘開始15分。東北軍はほぼ壊滅状態となった…。
MIT「ハァ…ハァ…徒党を組めば、勝てるとでも思ったか?愚かな…全滅だ!」
東北「な、何て強さだ…」
九大(やはりこうなったか…。数では奴らには勝てん…)
法政(いや、東北勢は全滅できてない…。MITの奴、やはり疲れているんだ…)
MIT「(予想以上に体力を消耗してしまった…)さて、我々は出発させてもらう!これ以上、ゴミが増えるとも限らぬしな!」

MITとCITは急いでロケットに乗り込み、発射させてしまった。
MIT「さらばだ!CIT、扉を全部閉めろ!」
CIT「うむ」

ズゴゴゴゴゴ…シュボォォォォォォォォォォ…!!!!!

東北「し、しまった!」
理科大「5人…」
電通「理科大、生きていたのか?」
理科大「俺の…ペットボトルロケットで追いかけろ…5人乗れる…」
お茶の水「5人ですって!?」
九大「迷っている暇はない!動ける者は乗り込め!」
咄嗟に乗り込んだのは法政、お茶の水、電通、東北、九大の五人。

理科大「理科実験その2“ペットボトルロケット”!!」

プシュッ! シュバァァァァァァァァァ!!!!!

理科大「日本で死ねて…良かった…」
まもなく廃校した理科大と生き残った東北軍に見送られ、五人は最終決戦へと挑む!

836:名無しさん@理科大
03/04/01 22:59 JMBGaJ+w
理科大が。。。。死んじゃった。。。
でも「萌え、萌え」から立て直して理科大を主要キャラに
してくれた職人さんに感謝!
>理科大「理科実験その1“ヨウ素液洪水”!!」
サイコーww

837:法政編 ~ロケットチェイス~
03/04/01 23:00 dY/yS8I9
ロケット内―――
MIT「ここまで手こずるとは…。しかし、このMITシャトルまでは追ってはこれまい!」
CIT「………」

ロケット外・ペットボトルロケット―――
法政(まさか、ロケットチェイスをする事になるとは…)
九大「よし、奴らのロケットに飛び移るぞ!」
東北「OK!」
お茶の水「私こう見えても、運動は得意なのよね」
電通「拙者は苦手かな。機械には強いけどね」
法政「すごい高さ…やり損なったら死にますね、こりゃ…」

ガタッ ガタッ ガタタッ ドカッ ガシッ

MIT「何だ?今の音は?外か?」
CIT「奴らがロケットにしがみついたようだな」
MIT「しつこい奴らだ…。だが、扉は閉まっている…このまま大気圏外へ出てお陀仏だ」
CIT(日本の大学達よ…これが最後だ!)
CITはボタンを押し、ロケットの扉を開けた。

九大「うおおおお!あっあそこの扉が開いたぞ!!」
お茶の水「は、入るわよ!」
東北「凄いスピード…目が開けれない…」
電通「こ、根性~~~~!」
法政(東大さん、見てますか!俺は今飛んでます!!)

五人は扉から何とかロケット内へ入る。その直後、再び扉が閉まる。
MIT「何の真似だ?CIT…」
CIT「あの五人には私もムカついていてね。この手で直接殺したくなった」
MIT「そういうことか…。だが、一人でやってくれ。私は少し休む」
CIT「ああ…分かった…」

838:大学への名無しさん
03/04/01 23:06 5SnnyiWG
>東大さん、見てますか!俺は今飛んでます!!
テレビに映った素人さんっぽくてワラタ



839:法政編 ~人工衛星の戦い~
03/04/01 23:40 dY/yS8I9
法政「死ぬかと思いましたよ…」
東北「強運とは、まさにこの事だな。勝手に扉が開くとは…」
お茶の水「とんだ欠陥ロケットね!!」
九大「この五人で七武神二人を倒さねばならない。はっきり言って、楽観はできんぞ」
電通「勝ちましょうよ。ここまできたら、ね」

MIT特製ロケット“MITシャトル”は瞬く間に大気圏外の人工衛星に到着した。
MIT「着いたか…よし降りよう」
CIT「うむ」
MIT「あのゴミ共の死に場所はここだ!さっさと殺して来い」

ロケットの全ての扉が開く。
九大「出ろって事だな…」
東北「空気も重力もあるみたいだな」
お茶の水「私、宇宙旅行って初めてなのよね~」
法政(ホント初めてづくしだよ、今回の戦いは)
電通「こ、これは…!」

ロケットを出た五人の目の前に広がる風景…まるで機械で造られた大地であった。
東北「月もハイカラになったものだ」
電通「これは人工衛星ですよ」
東北「人工衛星!?こんな…巨大な…」
CIT「ここはMITの人工衛星“MITサテライト”」
お茶の水「出たわね。前橋工科大学!!」
法政(違うって…)
CIT「日本を破壊するMITミサイル発射まではあと15分。その前に私を倒せなければ、アウトだ」
九大「じ、15分…!」
東北(短すぎる!…というか勝てるかも怪しい…)
法政(“地球は青かった”と言いたいが、言ったら怒られるだろうな…)

とうとう舞台は宇宙。タイムリミットは15分!

840:大学への名無しさん
03/04/02 00:01 HsnNDeVP
お茶の水、緊張感0。

841:>>831の続き
03/04/02 09:59 +yVeIHAP
関大「これで、一息つけるかな」
関大「ひとまず大阪に帰ろう」

::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
関学「神学部は聖和大学に、その他の学部はお前に託そう」
関学「ふっ、関西大学はもっとにぎやかになるぞ」
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

関大「あのとき俺に、生きろと言ったのか、関学」


関大「?あのプレハブの建物たちは」

ワイ ワイ   ガヤ ガヤ

関大「俺の、学生街があったところか」

関大「そうだ、俺にはたくさんの学生がいる」
関大「そして、家族…関大一高、一中、幼稚園」

関大「そうだ、俺は死ねない」


関大「すまんな関学、お前の仇は討てない」
関大「討ってほしかったのかどうかは、もはや知らんがな」

:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
関学「そして、もう一つ」
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::


関大「関西大学は新しく『中央芝生』を設置する!諸君の活気ある行動に期待する!」

842:ウンコ男優 ◆XRfbnk1rAc
03/04/02 10:02 ZysIfxGO


  激  し  く  つ  ま  ら  ん  。

843:ギグス ◆f453bZESes
03/04/02 20:50 7mUOcmgk
期待age

844:大学への名無しさん
03/04/02 20:52 4jRDnTEo
母さんに弁当持ってきてもらった 


845:大学への名無しさん
03/04/02 20:55 bXo3zdG7
>>844


846:大学への名無しさん
03/04/03 02:11 kDoyPD0/
続き期待age

847:ギグス ◆f453bZESes
03/04/03 11:38 b1d3/8VE
age

848:詠み人知らず ◆cprt4oNELA
03/04/03 17:54 HV/gaZlH
お茶女はヒスだけど奈良女はどうなんだろ…
なんか一人スゲーマターリしてそうw

あと最終兵器芦屋大学が何時出るのか楽しみw


849:やさいぢる ◆M4U4PX7akg
03/04/03 22:25 ykognoiR
職人さん!更新きぼん!東京からさっき帰ってきたのに続きがー 
俺のやすらぎの一時がー

850:大学への名無しさん
03/04/03 22:26 vcRmnewD
あと150で終われるのか疑問

851:やさしい牛乳  ◆MILK63t1dM
03/04/03 22:28 UJ5wOJQs
このスレまだあったのか・・・

852:法政編 ~CITボクシング~
03/04/04 00:39 zYWjALe2
CITが静かに口を開く。
CIT「派手な技でヘタにミサイル発射装置を刺激しても危険だ。素手でやらせてもらおう」
九大「上等だ!」
九大がCITに殴りかかる。が、CITにかわされ、逆にジャブの連打を喰らってしまった。

シュパパパパパパッ

音は軽いが、九大にジャブ一発一発が重く響く。
九大「ぐは…!(あ、頭がクラクラしやがる…)」
法政「あんなジャブで、あの九大さんが…!」
東北「全員でかかるんだ!!」

全員でかかるも、CITのボクシングによって、次々に返り討ちにあう法政達。
東北「くそッ!」
電通「ぐぐぐ…拙者どうも格闘は苦手で…」
お茶の水「うう…女を殴るなんて…最低の男ね!!」
法政「歯が一本折れた…」
CIT「残り13分」
九大「九州男児をなめるなよ!!」

ボゴッ!!

九大は果敢に攻めるも、CITの放ったボディブローが九大の腹にヒットする。
九大「ゲボォッ!ぐは…」
東北「無理するな!お前はMITにやられた傷が…」
九大「東北…ちょっと話がある」
東北「何だ?」
九大「このままじゃ絶対間に合わない。ここは旧帝の意地を見せてやろうじゃねえか」
東北「…偶然だな。私もお前と同じ事を考えていた」
九大「地方は違えど、やはり旧帝だな。それじゃやるぞ!」
CIT「内緒話もいいが、残りは11分だぞ。もっと攻めたほうがいいと思うがな…」

853:法政編 ~旧帝の意地~
03/04/04 00:58 zYWjALe2
九大が不敵に話しかける。
九大「CIT、お前卑怯だな。お前を倒す以外にミサイルを止める方法はあるというのに」
CIT「あるとは思えないが…」
東北「お前を無視してここを通過する…ってのはどうよ?」
CIT「少しは見込みがあると思えば…私がすんなり通すと思うか?」
九大&東北「こういう事だ!!」

ガシィィッ!

九大と東北大は二人がかりでCITを押さえにかかる。
CIT「クッ…!」
九大「お前は重火器系の必殺技が使えないからな、そう簡単に引きはがす事は出来ないはずだ!」
東北「おい、法政達!早くMITの所へ行け!」
法政「わ、分かりました!」
電通「急ごう!もう10分くらいしかないよ!」

CIT「うおおおおおおおお!!」
九大と東北大を力任せに振りほどくCIT。
九大「ここからが本番だ!」
東北「我々二人でどこまで七武神相手に持つか…怖いような、試したいような…」
CIT「………」

一方、MITのいるミサイル発射装置へと急ぐ法政達。
法政「三人でMITを倒すんですか…厳しいなぁ…」
電通「まあね…」
お茶の水「自信ないわ…」
電通「法政、お茶の水。少しいいかな…?」
法政「何ですか?」
電通「最悪の場合、拙者は“非常手段”を取らざるを得ない。それについて話す…」

854:大学への名無しさん
03/04/04 01:25 qeKuL492
キター

855:法政編 ~神~
03/04/04 01:49 zYWjALe2
電通は“非常手段”について話した。
電通「…どうだね?」
法政「いいんじゃないでしょうか。俺は賛成です」
お茶の水「私も賛成よ」
電通「ありがとう…じゃあ急ごう!もう10分を切った!」

ミサイル発射装置―――
MITは地球を眺めながら呟く。
MIT「クックック…いよいよ日本を消すときが来たか…。
    これにより、私の武力をアピールし、全世界に私の名前を知らしめる!!
    そして、他の七武神を私がリードする!!ここから…ここからだ!!」

そこへ、法政達が到着する。
法政「つ、着いた…」
MIT「なぜ貴様らがここに…!」
電通「まぁ裏技を使ってね」
MIT「CITめ…役立たずが…!」
お茶の水「ったく、日本を消滅させて何をしたいのよ、アンタ!」
MIT「クックック…」
電通(笑ってる…?)
MIT「日本消滅など、私にとって通過点に過ぎん。私が世界一の大学になるためのな」
法政「は?」
MIT「あんな島国、私にとっては“道具”だな。せいぜい踏み台といったところだ」
お茶の水「でも、日本を選んだ理由があるでしょ!!」
MIT「きっかけがあったからだろう。理科大から“我々に力添えを”と頼まれてな。
    だから私は条件を出した“私の好きにさせてもらう”とな…。
    まさか、私が日本を消滅させるとは思ってなかったようだがな!クックック…」
法政「最低だな。神でも何でもないよアンタ」
MIT「だが、私は現に七武神だ…。もっとも、私が唯一神となる日も近い!!
    世界中の大学という大学を支配し!私が永遠に神として君臨するのだァ!!!!」
ミサイル発射まであと8分。

856:大学への名無しさん
03/04/04 15:00 1JsguH5G
日本は?

857:法政編 ~真の力~
03/04/05 00:45 6O6p1BF6
時間を少しさかのぼって、CITと旧帝二人。
CIT「これは思いつかなかった。だが、あの三人でMITを止められるとでも?」
東北「そんな事は知らん。だが、これが最善の方法のはずだ」
CIT「では君達を倒し、あの三人を追うとしようか。立場が逆転してしまったが」
九大「(APU、西南学院、部下達…)俺の命は俺だけの命じゃない。簡単にやられてたまるか!)
東北&九大「“地帝圏”!!!!!」

ズゴゴゴゴゴ………

CIT「な、何だと!一瞬にして偏差値が大幅にアップした…」
九大「更に、“九州パワー賃借”!!」
東北「同じく、“東北パワー賃借”!!」
旧帝は自分の統治する地方の力を借りることができるのである。
CIT「これほどの力を隠していたとは…」
東北「基本的に自分の実力ではないから、あまりこういう技は使いたくないが、そんな事を言ってる場合では無いのでな!」
CIT「久々に血がうずく…」
九大「も一度行くぜ!!」

ドゴォッ!!

CIT「ぐふ…(先程とはまるで違う…)面白い、こちらもだ!!」

バキィッ!!

九大「ぐわっ!」
東北「おりゃあああああ!!!!」

ボスゥッ!!

CIT「なんのこれしき!!」
二対一の壮絶な殴り合いが始まった。轟音と共に、肉が踊り、血が飛び、骨がきしむ。
何の駆け引きもない粗雑な戦いだ。しかし、これは紛れもなく“世界最高レベル”の激闘なのである。

858:法政編 ~嘆願~
03/04/05 01:15 6O6p1BF6
京大軍基地―――
立命館「もう早慶軍が肉眼で確認できます」
京大「そうか…ICU、出番だぞ」
ICU「分かった…」
同志社「顔色が随分悪いが…?」
ICU「………」
同志社「悩みがあるなら言ってみろ。もう会話をできる最後のチャンスかもしれない」
ICU「やめないか…戦争を…」
立命館「あ、ICU?」
ICU「色々考えたんだ。やはり戦争は何も生まない。早慶軍も医大連も狙いはここだ。京大軍が白旗を上げれば…」

ガシィッ! ドカッ!!

京大がICUの胸ぐらを掴み、壁に叩きつける。
ICU「グハッ…」
京大「随分腑抜けてしまったようだ。お前のその力は何の為にある?
   平和のためか?違う…“敵の殲滅”のためだけだ…。もっと言うならば、お前の存在価値が“それ”だ」
ICU「何だと…!」
京大「例えば、予備校は何のためにある?“受験生を大学に合格させる”ためだ。
   受験生は何のためにいる?“我々大学の生存”のためだ…。そして、お前は…」
ICU「それ以上言うな!“あの言葉”をここで使うぞ!!」
京大「無理だな。お前のその軽薄な精神では無理だよ、ICU。
   この期に及んで“平和”を叫び、己の力を使う時機ですら見失っているようではな…
   まして、ここには貴様の友人、同志社もいる。そんな脅しは通用せんよ」
ICU「うう…」
京大「お前は自分が何ができると勘違いしているようだが、何もできんよ。
   私の言いなりになってすれば良い。お前にできる事はただ一つ“従順”だけだ」
ICU「あああ…」
同志社「やめて下さい!ただでさえ、精神的に参っているところを!!」
京大「戦争中に精神を病むとは、甘い話だな。分かったら、ICU。さっさと奴らを迎えて来い!!!!」
ICU「………」
ICUは抜け殻になったように、部屋を出て行った。

859:法政編 ~つぶやき~
03/04/05 01:33 6O6p1BF6
早慶軍を追う東大達もようやく入京した。
高医「京都までに追い付きたかったが…」
名大「こうなったら、強引に戦争を止めるしかねぇな!!」
神戸「まだ戦闘が始まった様子はありません。希望は捨てずにいきましょう!」
東大「そうだな…これまでの努力が水泡に帰すことが無いようにせねば!」

早慶軍は間近の京大軍基地を見て、より高揚していた。
早稲田「やっとだぜ!」
慶應「あれが京大の本拠か…」
和光「早稲田様、京大軍基地から誰か出てきます!」

目が虚ろなICUが早慶軍に立ちはだかる。明治が話しかける。
明治「ICUさん、どうしたんですか!こんなところで!!」
ICU「………」
中央「聞いてますか?」
ICU「………」
青学「お久しぶりです」
ICU「………」
立教「何かおっしゃって下さい!」

その瞬間、ICUがぼそりと何かを呟いた。

日大「今、何か言いましたよね…?」
神大「聞こえなかった…」
武蔵「俺は聞こえた。確か―――」
突然、激しく大気が震え出す。

ズオオオオオオオオオオオオオオオオ…
ドオオオオオオオオオオオオオオオオ…
グオオオオオオオオオオオオオオオオ…

京大「始まったか…」

860:法政編 ~疲労~
03/04/05 01:55 6O6p1BF6
人工衛星“MITサテライト”―――
MIT「“MITキャノン”!!」

ドゴォォォォォン!!!!

お茶の水「キャアアアア!!」
法政「ひぃぃぃぃ!!」
MIT「私の野望を妨げる奴は全てゴミだ!ゴミは私の世界には不要!」
電通「ゼェゼェ…ミサイル発射装置に当たったらどうするんだよ!」
MIT「当たらんよ。私の計算力は世界一でね…私の行動は全て精密かつ的確である」
法政(どこがだよ…)
MIT「“MITキャノン連射”!!」

ドゴン! ドゴン! ドゴン! ドゴン! ドゴン! ドゴン!

法政(うへぇ…相変わらず、洒落にならない威力だけど…明らかに威力は落ちてる!)
電通「法政、君も気づいたかい?」
法政「ええ…」
電通「攻めよう!勝機はある!」
お茶の水「ちょっと何なのよ!!なに二人だけで分かり合ってんのよ!!」

法政「“ボアソナードチョップ”!!」
電通「“下敷きこすって静電気”!!」
お茶の水「もうどうでもいいわ!“十六茶ならぬ重力茶”!!」

ズドーン! バガーン! バゴーン!

MIT「うぎゃあああああ!!」
法政「明らかに効いてるぞ!」
電通「彼にもスタミナは限界があったようだね…」
お茶の水「ホホホ、ざまぁみろだわ!!」
MIT「くく…この屈辱…許せぬ、許せぬゥゥゥゥ!!!!」

861:大学への名無しさん
03/04/05 20:24 4tbhd93M
この>>7からのコピペの元ネタ、確か昔大学受験版で立てられたスレの
1がつくったやつ?
そん時は関大が仲間はずれにされるやつだったけど、「面白くない」って
散々叩かれてたよ。で、すぐにdat落ち。

862:大学への名無しさん
03/04/05 23:07 M+LYgvRH
人減ったな~

>>861
包茎じゃないからだろ(w

863:法政編 ~バリア~
03/04/06 01:55 4sTDIq7v
打って変わって、MITを圧倒する法政達三人。
MIT「ガギギ…何故だ、ゴミ共にここまで…!」
法政「こりゃ勝てますよ!」
お茶の水「形勢逆転ね!」
電通「数々の兵器製作に大学殺戮…。MITのスタミナはもう限界だろう…」
MIT「クッ…まさか、この技を使うハメになるとは…」
法政(まだ何か隠してたのかよ…)
MIT「“MITバリア”!!」

MITと法政達の間に薄透明な壁が出来た。

MIT「このバリアは全ての物理攻撃を遮断する!ミサイル発射はあと5分…貴様らの負けだ!」
お茶の水「こんな壁が何だってのよ!」

バリバリバリ!!

バリアに体当たりしたお茶の水に電撃が走る。
お茶の水「キャアアア!」
MIT「こちらもそっちに手を出せないが…時間稼ぎには最適の技だ!クックック…」
法政「ここまで来てそんな…!」
電通「あと4分を切った…」
MIT「無駄な努力をご苦労さん。さて、日本の最期を眺めましょうか」
法政(寝転びやがった…くそ!)
お茶の水「男らしく戦いなさいよ!!キィ~~~!!」

残り3分…
電通「やはり、あれしかないか…」

864:法政編 ~非常手段~
03/04/06 02:15 4sTDIq7v
電通「ピピピ…ピピピ…」
MIT「電波攻撃か?確かにバリアは通り抜けるが、私を倒すのは無理だな…」
電通「法政、お茶の水…。すまない!!」
法政「いつでもいいですよ!」
お茶の水「アイツの思い通りになるよりマシだわ!」
電通「“破壊電波”!!!!!」

しばしの沈黙が流れる。
MIT「今のが切り札だったようだが、不発だったな。フハハハハハハハハ…!!」
電通「破壊したのはキミの後ろのその装置だよ」
MIT「なにッ!?」

ミサイル発射装置を見ると、各計器や画面が支離滅裂に動いている。
MIT「何をした!?貴様ァァァァァ!!」
電通「破壊したんだよ。その発射装置を…」
MIT「小癪な真似を…!あああ…何ということを…」

MITは慌てて装置を調べる。
MIT「完全に狂っている…このままでは暴発する…」
電通「すまない…」
法政「いいんですよ、あいつも道連れに出来て気分がいいですよ!」
お茶の水「まさか、宇宙で死ぬことになるとはね」
MIT「ふざけるな!!死んでたまるかァ!!」
電通「いかにキミでも、あと2分でそれを直すのは無理だ。おとなしく…」
MIT「この私の計画が…日本を消滅し…七武神の頂点になり…世界の頂点になり…
    神として君臨するはずだったのにィ!!こんな馬鹿げた下らん方法で?全てが崩れたと言うのかァ!!
    私は完璧だったのに…ロケット発射が遅れたのは東工大のせいだ…
    貴様らが生きてここへ来たのは理科大とCITのせいだ…
    そして、私の野望が砕け散ったのは………貴様らのせいだァァァァァァ!!!!!」
MITはバリアを解除し、襲いかかってきた。狙いは法政!

865:法政編 ~MITの最期~
03/04/06 02:29 4sTDIq7v
MIT「死ねェェェェェェェェェェ!!!!!」
法政「ここは退けない!」

MIT「最強の技で死ね!“MITゴッドフィールド”!!」
法政「こちらも!“市ヶ谷いとをかし”!!」


ズゴゴゴゴゴォォォォォォォォン!!!!!


MITは完全に力負けした。スタミナ不足か、法政の底力か…理由は定かではない。
MITは人工衛星の外へと吹き飛ぶ。
MIT「ゲハッァァァッ!俺はし、死にたくない―――」

宇宙空間で生身のMITの体液は蒸発した。MITは文字通り、宇宙の藻屑と消えた…。
ミサイル発射まであと1分。それは同時にこの衛星の爆発を意味していた。

866:大学への名無しさん
03/04/06 02:56 fPDJWVAN
市ヶ谷いとをかしキタ━(゚∀゚)━( ゚∀)━( ゚)━( )━(゚ )━(∀゚ )━(゚∀゚)━!!!

867:大学への名無しさん
03/04/06 14:38 jPcM4TUW
一方 京大軍内部
 同志社に詰め寄る東海国立の姿があった。

同志社「ICU……」
静岡「あ、同志社さん! ICUさんが出撃したって本当ですか!?」
三重「しかも、ひとりで!」
同志社「ああ…」
岐阜「どうしてそんなことに!」
愛教「同志社さんは、なぜ何もせずにここにいるのです!?」
同志社「俺にはどうしようもない…。京大様の命令だからな…」

同女「同志社さん! そんな弱気でどうするのよ!」

 柱の影(笑)から立ち聞きしていた同志社女子が現る。

同志社「同女…」
三重「そうですよ!」
静岡「ICUさんとは終戦を誓い合った仲だと聞きてますわ」
名工「俺らも、協力するから、ICUさんを助けにいこうぜ!」
同志社「みなさん…」
同女「ほら、行きましょ。ICUさんを助けに」

同志社・同女と東海国立が外にでると、突然、激しく大気が震え出した。

グオオオオオオオオオオオオオオオオ…

同志社「みんな、大丈夫か!?」
同女「ええ…、私は大丈夫」
静岡「私たちも無事です」
同志社「今のは一体…」
愛教「ICUさんの身に何かあったのかも…」
三重「急ぎましょう!」

868:こぉひぃぶれいく
03/04/06 17:12 sdxQXp4L
―そのころ千葉大
千葉大「・・・・チッ、しけてんなぁ!」

自販機のおつり返却口を探っていた・・・

869:483
03/04/06 19:29 mOcPgULo
―そのころ筑波大
筑波大「・・・・チッ、しけてんなぁ!」

強風で海上が荒れている中、土浦港で海洋実験を行おうとしていた・・・

870:やさいぢる ◆M4U4PX7akg
03/04/06 22:40 zLIEIn2a
千葉大貧乏やなあ

871:大学への名無しさん
03/04/07 00:56 eYNNEkB1
―ある日の千葉大
千葉大「おっ!ラッキー!!今朝の朝刊めっけ!!」

総武線の車内で網棚の上に小さな幸せを感じていた・・・

誰か本編続けて・・・

872:法政編 ~吸収~
03/04/07 01:29 m4XHO7mQ
ICUの周囲の大気が激しく震える。
慶應「一体何が起こるんだ…?」
早稲田「ハッタリに決まってる…よな?」
立教「うう…」
青学「く…ぐゥ…あぐ…」
明治「おい、どうしたよ?」
慶應「どうした?」
明治「二人が急に苦しみだして…」
慶應「大丈夫か?戦闘と行軍が続いたからな…その影響だろう」
立教&青学「うわああああああああああああああああああああ!!!!!」

バシュウウウウウ…

立教と青学はICUに吸い込まれてしまった。呆然となる早慶軍。
早稲田「え………?」
中央「吸収された…」
その後も続々と早慶軍の大学が吸い込まれていく。

ICU「神に仕える子羊達よ、我が血となり肉となれ!」

ICUのもとへ向かう同志社にも異変は起きていた。
同志社「うううう…!」
同女「ああああ…!」
静岡「どうしたのです!」
同志社「分かったぞICU…お前の力、“あの言葉”は…このためのもの!!」
三重「え?」
同志社「同女…共に行こう。これが定めだったのかも…しれ…」
同女「ええ…あなたと一緒なら…」
同志社と同女もICUに取り込まれてしまった。

ICU「ああ…同志社。だから使いたくなかったのだよ…。親友と呼べたのは君だけだったから…」
ICUは涙を流しつつ、語った。

873:法政編 ~完成~
03/04/07 01:56 m4XHO7mQ
北海道―――
上智「寒い…もう春なのに…」
その時、上智を強烈な力が引き寄せる。
上智「な、何だ!やめろ!うわああああああああああああ!!」
やがて、上智もICUの一部と化した。

京都―――
京大「あれがICUの真の力か…何ともエゲツないな」
阪大「自分がミッション系だったと思うとゾッとするよ…」
立命館「あの野郎…よくも同志社を…!」

東大達にも異変は起こっていた。
名大「南山の奴、いきなり飛んでったぞ?」
神戸「あんな技持ってたんですかね」
東大「いや…何か強い力に引っ張られていくような印象を受けたぞ…」
高医「急ぎましょう!」

多くの大学を吸収したICUにも異変が起き始めた。
ICU「モウ終ワリダ…全テナ…」
早稲田「終わりだと、ふざけんな!」
ICU「七武神ヲモ超エタ、私ノ姿ヲトクト見ヨ!!」
慶應「恐ろしい程のパワーだ…!」

グゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ………

大地が揺れ、大気が震え、雷鳴が響く。そして、ICUが変身を遂げる。
巨大で、不気味で、それでいて神々しい…ICUは最強の大学へと変貌を果たしたのだ。
ICU「父さん、母さん。こんなに素晴らしい力をどうもありがとう。
    唯一の親友だった同志社も私の一部となったし、もう寂しくないです………」

874:大学への名無しさん
03/04/07 02:15 Osnh1gLa
職人さんってさすがに頭イイね
文型のDQNだと低い気圧の中じゃ体液が蒸発することすら知らない

875:法政編 ~意味不明~
03/04/07 02:22 m4XHO7mQ
京大軍基地―――
京大「こ、こいつは凄い!スタンフォードの兵器も真っ青、最強の兵器だ!!」
阪大「これ程とは…(京大が余裕だったのもうなずける…)」
立命館「ふざけやがって…!」
立命館は司令室を出た。

ICU「せっかくだ。準備体操ついでに…」

ブオン!!

ICUが早慶軍をなぎはらった。それだけで十数校が廃校になった。
ICU「ああ…また多くの命が消えた…」
早稲田(自分で消しといて何言ってやがる!)

静岡「ICUさん、何を!」
三重「やめてください!」
愛教「虐殺はあなたの望むところでは無いはず!」
ICU「君達…少し黙っていてくれ」

ドカァッ!

ICUは極力手加減したつもりだったが、三校は虫の息になった。
ICU「君達…もう少し体を鍛えようね…」
早稲田(何なんだこいつ…)
慶應(読めないぞ…こいつの行動…!)

   『ICU!何をしている!!さっさと早慶共をぶち殺せ!!』

声の主は京大だった。ICUは頭をかきながら、けだるそうに答える。
ICU「神は下々の願いを汲むものだし…そうしましょうか…」

876:大学への名無しさん
03/04/07 02:26 hvO0/m//
(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル

877:大学への名無しさん
03/04/07 02:26 m4XHO7mQ
ICUが遂にやっちゃいました。
アレだったら、改正、削除して下さって結構です。(いやホント)
ミッション系大学って上智くらいしか知らなくて…

ちなみに宗教には恨みも偏見もありません。
ICUちとヤヴァいですが、フィクションってことで勘弁して下さい。
(MITの言う神と違って、こっちの神は洒落にならないんで)

878:大学への名無しさん
03/04/07 02:30 Osnh1gLa
大丈夫! 毎週教会に行くような誠実なキリスト教徒が2chにいるはずない!
だろ・・・?

879:大学への名無しさん
03/04/07 02:54 npghlyWG
ICU「…とでも言うと思いましたか?」

音もせずに閃光が京大軍に向かって迸る!

ブィーッン!

その一撃で、京大軍内部に待機していた大学の内十数校が廃校となった。

京大『な、何をするICU! 気でも狂ったか!』

ICU「これ以上の被害を出したくなければ、すこし、黙っていただけます?」
ICU「そうそう、ここにいるみなさんもよけいなことをしないでくださいね」
慶応(こ、こいつは強すぎる…、ケタが違う)
静岡(ICUさん、どうして……)

ICU「ああ、同志社、見ていてくれ。私の雄姿を…」

恍惚とした笑みをICUはその顔に浮かべていた…

880:法政編 ~予定表~
03/04/07 22:48 YYrtco9k
ICU「さて、始めましょうか…」

この言葉に場にいる全員に緊張が走る。
(何をだ…?) (いったい?) (怖い…) (何を企んでやがる!) (誰か…)
(あいつ狂ってるぜ) (始めるだと?) (強すぎる…) (はぁ…) (来るなら来やがれ!)
(全員殺すつもりか?) (あれICU?) (ひぃ) (母ちゃん…) (次は俺か…?)

ICU「私はね、平和を目指すつもりです」
全員「………」
ICU「ですから、皆には私の言う通りにしてもらいます…」

ざわ… ざわ… がや… がや… わい… わい… ごにょ… ごにょ…

慶應「そ、それは支配という事か?」
ICU「勘違いしないでもらいたい。これから私が全ての大学の予定表を作ります。
    これからずっと、それに従って行動すれば良いのです」
早稲田「どんな予定表だ!?」
ICU「朝起きる時間、起きた時のセリフ、あくびの数、朝食のメニュー、ご飯を噛む回数、洗顔の時間、洗顔時の水量、
    玄関を出るまでの歩数、ドアを開ける時の力具合………他にも色々ありますね」
京大「それを全部守れだと!?しかも毎日!」
阪大「ふざけるな!」
ICU「あなた方は自分達で自分達を管理できない…。これくらい当然でしょう」

「ふざけんな!」 「バカにしてんのか!」 「あくびの回数…」 「何様だよ!」 「やめろやめろ!」
「おかしいんじゃねぇの?」 「マジかよ…」 「くたばれ!」 「みんな戦おうぜ!」 「消えろ!」

ICU「どうやら主旨が出来ていないようだ…。出来ないのなら…」
その一言で静まる大学達。
ICU「結構です…。ではテスト的に実施してみましょうか。日大、何か踊ってみせよ」

881:法政編 ~真の平和~
03/04/07 23:06 YYrtco9k
日大「(俺かよ…)じゃあ、フラダンスを…」
数分後、日大は拙いながらもダンスを踊り切った。

ドゴォッ!!

日大「ぐばはァァッ!」
ICU「あれのどこが踊りだ…では明治、聖歌を唄ってみせよ」
明治「う、唄った事ないし…歌詞も知らな」

ガゴォッ!!

明治「げぶばッ!」
ICU「やれやれ…先が思いやられる…」
あっけなく瀕死となった日大と明治。ICUは更に何かを考えている。
ICU「…もう今日は帰って良い。最初の予定表だ。各自、これを守るように」
ICUがその場にいる全大学に紙を配る。内容は各々違うが、次のような内容が書かれていた。

「家まで1000歩で帰れ」 「時速5キロを保ちつつ、家に帰れ」 「阿波踊りをしながら帰宅せよ」
「他の大学を背負いながら帰宅」 「眠りながら走れ」 「家まで2587歩で帰れ」 「競歩で家へ」
「全速力で自宅へ向かへ」 「帰宅禁止」 「右足を地につけずに帰宅」 「泣きながら家を目指せ」

全員「………」
ICU「では、帰宅したまえ。破ったものには“天罰”を与える」
京大「貴様…ふざけるなよ!」
ICU「先刻の君の言葉をお返ししよう。君達に出来るのは“従順”だけだ、違うかい?」
京大「うぐぐ…!」
ICU「そう、これが私と同志社の求めた“平和”だったのだ…」

その瞬間、立命館が基地から飛び出してきた。
立命館「ICUゥゥゥゥ!!お前だけはこの俺が倒す!」

882:法政編 ~脱出劇~
03/04/07 23:19 YYrtco9k
人工衛星“MITサテライト”―――
法政「残り1分ですね…」
電通「そうだね。ミサイルはここで暴発し、この衛星は消滅する…」
お茶の水「…良かったじゃない!日本は救えたんだから!」
法政「うん、そうだ!MITも倒したし、満足ですよ!」
電通「すまない…」

そこへ駆け込んでくる九大。
九大「三人共生きてたか!MITは?」
法政「俺が倒しました。宇宙へ吹っ飛ばしてやりましたよ」
電通「でも、ここで終わりです…」
九大「何言ってるんだ!CITが脱出ポットを用意してくれているんだよ!」
電通「え…」
お茶の水「な…」
法政「何ィィィィィ!!」

法政達は急いで脱出ポットへ向かう。
CIT「来たか…」
東北「早くしろ!」
九大「おお!乗り込め、狭いけど我慢だ!」
電通「よいしょ(なぜCITが…?)」
お茶の水「狭いわね!法政、アンタは降りなさい!!」
法政「俺だって死にたくはない」
電通(さっきの死を覚悟した台詞はどこへやら…)

ミサイル発射5秒前、脱出ポットはギリギリで出発した。
背後では、MITサテライトが音もなく消滅した。MITの野望はここに完全に潰えたのだ。

CIT「爆発の影響で、操縦が効かない…。どこへ着陸するか分からないぞ」

883:法政編 ~流星~
03/04/07 23:34 YYrtco9k
脱出ポットはCITの手操縦で何とか日本へ向かっていた。
CIT「これが限界だ、あとは全てを天に任せるのみだ」

「どけ!」 「何するのよ!」 「狭いんだよ!」 「バカ!」 「私は旧帝だぞ!」
「東北軍は無事だろうか…いてッ!」 「苦しい…」 「尻を触るな!」 「どいてよ!」

電通「悪いね、みんなうるさくて」
CIT「かまわんさ」
電通「でも、敵のはずなのに何故拙者達を…?」
CIT「私も最初はMITと同じ考えだった。日本は滅ぼしたほうが良いとな…
    日本の大学は下らない事に縛られすぎだ。それが世界に広がっては困ると思っていた。
    だが、現実は違った。日本の大学も受験生も、捨てたものでは無いと知った。
    まぁ、こんな感じだ…」
電通「本当にそれだけ…?」
CIT「………」

脱出ポットは幸か不幸か、とある所へ向かっていた。そう決戦の地、京都へ…
そして、地球には流星が降り注ぐ。
これは実はMITサテライトの残骸なのだが、最後の最後、MITは皮肉にも日本に希望をもたらしたのだ。


千葉大「女の子にモテますように!女の子にモテますように!女の子にモテますように!
    よっしゃ三回!希望ができたぜ!!」

筑波「何だ?この流星群は…。これは調査のしがいがありそうだな…
   もしかすると、新たなる学問の進歩に繋がるかもしれん。希望が湧いてきたぞ!」

884:大学への名無しさん
03/04/08 00:50 F9lf4dbE
>私は旧帝だぞ!
しょうもないw

885:大学への名無しさん
03/04/08 00:57 uZ7qxLOl
そろそろ最終回が近づいてきたね((;゚Д゚)ガクガクブルブル

886:riruka ◆HUMAN/7kd2
03/04/08 08:26 zfBMfzyb
受験板随一の良スレ

887:えふgoれんだ
03/04/08 16:35 Rtio5ChY
神大「あ、あれは一体、、」
東大「誰であれ、あれが元凶なのやもしれん」
名大「ついに戦争が終る時だな」
高医「気を引き締めていくぞ!!」
4大学<おおおおおおおお>

神医「あれが、、ICUだとういうのか!!!??」
北大「信じる他あるまい」
京医「そして、戦わざるを得ない!!!!」
神医「いくぞっ!!(東医歯、、見守っていてくれ)」


ICUに向かって逝ったものの、そのまま逝ってしまった立命館、、

京大「(立命館までも、、くそっ、、このままでは私の計画も、、)」
京大「おい、阪大よ」
阪大「何ですか?」
   ドスッ!!(重い音とともに、阪大は倒れた)
京大(悪く思うなよ、、)
京大「ICU!!大変だ!!阪大が倒れた!!」
ICU「なんだと?」
京大「疲れのせいかもしれない、私が肩を貸して医療室まで」
ICU「仕方ありませんね、そうして下さい」
京大(よし。上手くいった、このまま逃げて体制を練り直すしかないな、、)

3つの大学たちの思いが交錯する中、昼だというのに空には流星群が輝いていた、、


           役者は揃った!!??



次ページ
最新レス表示
レスジャンプ
類似スレ一覧
スレッドの検索
話題のニュース
おまかせリスト
オプション
しおりを挟む
スレッドに書込
スレッドの一覧
暇つぶし2ch