10/05/24 16:23:12 C1KGUK630
まあテーズの時代のNWAは90年代のみちのくほど弱小じゃなかったろうけど、
アメリカにプロレスが渡ってきた時から、プロレスの中心はいつだって東海岸だった。
経済の中心であるニューヨークを制した者がプロレス界だって制する、これは
フミ斎藤あたりが「アメリカ人ならば当たり前すぎて議論する必要もない当然の
常識」と言ってることで、「なんでミズーリ州セントルイス・キールなんて所を
プロレスの聖地だなんて思い込もうとしたの?ニューヨークと比較しようのない
ただのド田舎だよ」なんてことまで書かれたりしてる。
そんな所でも、日本では神様である力道山が提携した結婚相手なんだから、
プロレスマスコミが悪く書けるはずがない。力道山が死んだ後に、日プロが
崩壊でもして馬場が旗揚げした新団体がWWWFと提携でもしていれば、
「皆さんご存じなかったでしょうけれど、実はアメリカではWWWFの方が
ずーっと大きな団体だったんですよ」という宣伝がマスコミでなされて、
洗脳も早く醒めたんだろうけど、まずいことにその後の日プロ、馬場全日本と
日本プロレスの保守本流はずっと力道山と「アライアンス」の方の新設NWAと
蜜月を続けていたんで、マスコミは誰も「王様は裸だ」と言えないまま。
ファンがそんな話を信じ込んでいたから、猪木も「NWAを狙うぞおっ」と
言わないわけにはいかなかった。
そして馬場が死んで、ようやくNWAの実態を口にしても粛清されるなんて
ことがプロレス界からなくなってきた時には、もうプロレスマスコミって
いうもの自体が足元から崩れちゃった。
流智美とかは資料を山と持ってるんだろうけど、決してファンジーを崩して
裏を暴こうとはしないだろうしなあ。