09/08/15 11:51:05 DU32x88w0
糖尿死と孤独死から必死に目をそらす無頼先生。
第141回茶川賞は磯崎憲一郎さんの「終の住処」だそうである。彼は44歳、
早稲田大学商学部を卒業して現在は三井物産の次長。世田谷区に住んでいて二人の娘がいるらしい。
いわゆる勝ち組の人間が書いた小説。プロフィールとタイトルを見てピーンときた。
お金はあるけど幸せがない。本当の家族とはなにか。そんな内容でしょ?
くだらない。私は読まない。小説とは内面(モノローグ)を成文化する試み。
実体人生でどれだけ真剣にモノローグと対面しているか。それが小説としての深みに繋がっていく。
いわゆる危機感のこと。お金持ちがどれだけ人生を真剣に生きているっていうの?
彼らの危機感はフェイクである。その日のおかずを心配する国民の危機感とは乖離している。
そんなものは絵空事(えそらごと)だ。虚しいよ。芥川賞は終わった。終了。おつかれさんだ。
日本の文学なんて誰も読まないよ。いわゆる死に体(しにたい)。体が死んでいることを言う。
ボクが書いた『遺言』を読めなのだ。実体人生と観念人生。モノローグとダイアローグ。
あれこそが文学なのになあ。わかってもらえないんだよなあ。だから私は小説を書かないのだ。
つまり小説家を認めていないからだ。そういえば今日8月14日は僕の元の奥さんと子供がいなくなった日。
みんなまとめて地獄へ堕ちろである。今日の「四字熟語」はFUCKとする。