09/05/24 21:57:11 VNp9EIUP
>>565
で前にも貼ったとおもうのだが陸自教範野外令から
4603 遅滞行動の計画の中に
3 火力の編成
遅滞行動においては、努めて早期かつ遠方から敵を火制して展開を強要す
るとともに、敵の機甲部隊の突進を阻止するため、戦車等の接近経路に対す
る対機甲火力を核心として組織的な火力を発揮しなければならない。
また、敵の空挺・ヘリボンを含む迂回・包囲等の攻撃に対処するための火
力を準備するとともに、遅滞陣地守備部隊の離脱を掩護するための火力を特
に周到に準備する。
このため、 「航空火力」 、火力戦闘部隊の火力等をそれぞれの特性に応じて柔
軟に編成する。
遅滞行動間における我の機動を容易にし、かつ、戦闘力を継続的に発揮さ
せるため、対空火力を組織的に編成することが重要である。
4 戦闘力の配分
(4) 航空部隊の協力は、極めて有効である。
航空偵察は、広域かつ流動的な状況を適時に解明することができる。ま
た、航空火力及び 「ヘリコプター火力 」は、我が陣地の間隙等に対する敵の突
進を阻止し、又は敵後続部隊を撃破して我が遅滞行動を容易にする。
航空部隊の支援を受けるに当たっては、遅滞行動を効果的に行うために、
綿密かつ周到な統制・調整が必要である。