09/02/14 09:58:57 X2/y92OW
>>565
>伊藤さんような農業指導などの低所得層から豊かにする活動ですが、それを紛争地域で行うのは不可能だと私は言っています。
>上の方でも言及しましたが、紛争地域で市民が生活を維持できるなら、なぜ難民が発生するのですか?
これもおっしゃるとおりですが、比較の問題なのですよ…武力庇護によってネズミ算式にテロリストを増産するか、地元民を味方につけて守るかという比較です。
たしかに犠牲者は出ないとは言い切れません、しかし、自爆テロが頻発する原状では、選択の余地はないと思いますが…
>ペシャワール会の代表は、暗にタリバンと繋がっていたことを示唆しています。…
これもおっしゃるとおり…w 失礼! で、ペシャワール会どころか、住民にもタリバンは含まれています、彼らも含めて伊藤さんを殺害した武力集団に怒りを向けたと聞いています。
やはり、効果的な反・タリバン行動は地道な農業支援と地元の経済人によるマイクロファイナンスだと思いますが…
>というか、旧帝国軍のみを挙げて軍隊の存在意義を語られても困るのですが。
>有力者云々とは関係なく、アメリカ海軍の強大さと、世界に展開できる兵站能力がパクス・アメリカーナを作りだし、
>自由貿易体制の全盛を築いたのは確かです。
>これを世界が失えば、幾つかの複数国間の安保体制を軸としたパワーバランスの時代に戻ると私は判断しています。
ま、ローマ帝国興亡史に学ぶなら、現状の経済体制が同様の経過で誕生したとも思えます…だからこそのパクス…です。
で、衰亡は拡大しすぎた体制が地域から破綻をきたしたことをみればまたパワーバランスの時代に戻るとも思えませんが…
すくなくとも、この古代史と異なるのが近代史の経過で民主性、地域性、宗教・文化の違いによる支配への抵抗です。
それに従えば、侵略や武力支配がペイしない事を有史以来、始めてヒトは学び始めていると考えます。
そこの九条の意義が生きてくると思うのです。