09/01/12 03:30:55 TyHxhwL5
ガダルカナル島は、日本最初に米軍に奪回された最前戦の島である。
米軍はここから米本土に延々と続くフイジィ諸島を経由してオーストラリアへの
輸送路としている。
これを分断するか否かは日米双方の戦略の分け目であった。
山本五十六元帥は、自らが戦艦大和に座上しての、ガダルカナル砲撃を提案した。
しかし、それは実現せず高速戦艦、金剛、榛名による夜襲となった。
昭和17年10月深夜1時、夜陰に紛れてガ島沖25キロから、16門の38サンチ砲が
斎射された。
たちまち米軍飛行場は火の海となり、地面は着弾ごとに振動し、飛行機や倉庫を
叩き潰し、燃料集積所を炎上させ、守備兵をふきとばした。
日本の2戦艦は1時間20分の間に三式弾300発を打ち終わると、悠々と帰還した。
朝になると、飛行場は月の表面のように穴だらけで、飛行機は90機の半数がスクラップ
になっていた。