08/09/15 00:19:23 VVEnrMZx
>>213
政治的リスクですが、もし中国が対台湾侵攻を決断した時、
一番問題となるであろう、日本による米軍の補給網や前方展開能力をどうやって
押さえ込むかという点は重要です。
このため、後方攪乱の策として、事前に原発破壊を行うのは有効です。
特に、川内・玄海・伊方・浜岡・六カ所の5箇所は、後方攪乱の他に
付近の米軍及び自衛隊の基地も無能力化できることになり、非常に有用です。
しかも、放射線被害により日本国内が騒乱状態になるため、政治的混乱により
日本の軍事的支援は絶望的となるのが期待できます。
さらに、通常で海外への移動能力を持つ海上自衛隊は、次の原発破壊を阻止
するため、日本近海の展開しかできず、米軍と共に沖縄以南へ進行することはできないでしょう。
さて、ここで問題なのが、「最初の原発破壊の際に、行動した潜水艦が発見されうるか」と
いう点です。
現在の軍事筋の評価では海上自衛隊の対潜能力はかなり優れており、場合によっては
露太平洋艦隊の艦艇を日本海内に封圧する能力を持つといわれていますが、
今回のような事件が発覚し、さらに今後続くようであるならば、その「前評判」は言葉通りではない、
ということをさらけ出すことになるでしょう。
あわてて日本政府が対潜能力の強化に乗り出したとしても、能力増強となるのは、
早くとも数年後になります。それまでの間、不足した対潜能力のままでは、いくつかの欺瞞行動を
加えた作戦を遂行することにより、意図も容易く目的の破壊に成功するでしょう。