08/09/12 15:26:05 /KqAPSXy
戦後ブロック経済が崩壊したのはアメリカの影響が大きい
ヨーロッパ諸国は戦後疲弊した経済を立て直すため再びブロック経済の再建に乗り出した
しかしそれと同時にヨーロッパには共産化の波が押し寄せていた
比較的経済力のあったイギリスはまだしも、フランスやオランダそして植民地を持たないドイツやイタリアの復興は共産化を防ぐために急務となった
ブロック経済の復興は時間がかかる上、持てる国と持たざる国との新たな火種を生むことにも繋がりかねないと考えたアメリカは
無償もしくは低金利の大々的な資金援助を行うとともに、OEECを設立し西ヨーロッパ域内での経済交流を活性化させる手法をとった
輸入障壁が取り払われアメリカ-西ヨーロッパの経済交流が盛んとなり、資本や商品を植民地に輸出する必要性がほとんど無くなった
もはや大きな犠牲を出してまで植民地に固執する必要性が無くなっていた