09/08/09 21:29:48 EQZQenuu
>>712
一.北ベトナム(即ち現ベトナム政府)とアメリカ合衆国間はいわゆる戦争状態では無かった。
双方とも宣戦布告をしておらず、”公式”では北ベトナムVS南ベトナムの戦争となっているので
(アメリカはあくまで南ベトナムを”援助”しただけ。勝手に介入して勝手に撤退した)
アメリカは補償する必要がない、という建前がまかり通っている(上にベトナム政府もそれを追認している)
二.ドイモイ(ベトナム版改革開放)以後、ベトナムは経済成長を遂げるためにアメリカとの
関係構築を最優先課題にささげ、その結果多大な利益(輸出入の急成長とそれによる
経済発展)を上げている。
ベトナム政府もその国民の大多数も過去の補償問題をあれこれ弄り回すよりアメリカとの
緊密な関係を維持することを最優先にしている。
(ベトナム政府と国民の不発弾問題のアメリカに対するスルーっぷりは
余りにも異常。調べていてかなり当惑した。)
大量の放棄された軍需物資?
大戦争終わって軍縮真っ盛りのベトナムにとって全く違う兵器体系の
装備を貰ってもあんまり良い顔はしないと思うよ(処理するだけでどれだけの
手間と金がかかるやら。)
少なくとも、戦争の傷以上のメリットはもたらさないだろうねぇ。