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ユニクロと東レの取引は、99年に東レがジャンパー向けの素材を供給したの
が始まり。東レは00年に社内にユニクロとの取引を扱う専門部署「GO推進室」
を設置。100人以上の担当者を置いてユニクロ向けの素材や製品開発を進めて
きた。また、ユニクロ社内にある「東レルーム」には東レ社員が常駐。発熱・保
温機能を持った「ヒートテック」(03年発売)や汗や湿気を吸収する「シルキー
ドライ」(10年発売)などのヒット商品を共同開発してきた。
ファーストリテイリングは、20年に現在の7倍超の売上高5兆円を目指して
おり、このうち中国を含むアジア地域では1.5兆~2兆円を売り上げる計画。
国内では、多品種展開がつまずき、今年3~5月期の既存店売上高は前年同期比
7.9%減を記録した。しかし、同社は国内戦略の失敗による成長の鈍化は一時
的なものとみており、東レとの関係強化をてこに、東南アジアや中国で「生活習
慣や気候に応じた今までにない繊維を作る」(柳井会長)ことで、成長軌道を確
実なものにしたい考えだ。
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