10/07/16 20:43:15 r+A6m2VE
ちなみに、エバートが最強と言われないのは(というか最強説もまだ存在はしてますけども)
ナブに直接対決で負け越したからではないです。
両者の直接対決は「80回戦ってナブが6だけ勝ち越し」「あれだけ戦いほぼ互角」
など、両者の力が拮抗していた様を現すのに使われるくらいでして
エバートがこのものさしで大きくマイナス評価を受けているわけではございません。
確かに80年代前半、エバートがあまりにもナブに歯が立たない時期がありまして
その印象が強いと錯覚するところですがね^^
ナブがエバートより評価上なのは、やはり実績が効いているのです。
GS数こそ18で互角ですが、中身を見るとナブはWB6連覇の通算9回優勝です。
最高タイトルでの偉大な記録が1つ評価を上げている要素。WBでエバートを圧倒しました。
加えて、エバートの優勝回数や、通算マッチ勝利数などの記録を次々と、更新したのも大きかった。
当時はかなり大々的に取り上げられ、ナブが一番で、エバートが二番という記録が多くなりました。
(生涯勝率はエバートがトップですが、ナブは負けが増えても長く続けたのでこれは微妙な指標です)
これらは男子ではコナーズが記録保持者、しかし近寄りがたい記録であまり最強の指標とはされない。
さらにナブは現役を長く続け、若いグラフらとも競り合い、おまけにダブルスでも大活躍する鉄人ぶり。
エバートと比較しての見た目やプレースタイルなども後押しし、最強というとナブだな、とそういう流れですよ。
これらのものさしで勝負したのちに
「それに直接対決でも少し勝ち越しだよ、ナブがね」
最後にダメ押しでちょいと出てくるだけです。
直接対決の結果は後々はろくに、重視されません。
タイトル獲得の実績で見られてしまい、いちいち誰と誰の対戦はどうだと考慮しないので。
フェデナダルのこのネタは多分今が、一番盛り上がります^^