10/06/24 09:22:19 l9EnvOXX0
無理からぬ話ではある
コンシューマー含めゲームというものはガンダムウォーに限らず
よく「~は販売元がダメ」とか「それが○ガクオリティ」とか聞きますが
少なくとも1つだけはっきりしていることは
「ゲームを作る人間はゲームを遊ぶ人間と同じラインにない」ということ。
実際にゲームを作る側の人間は
ゲームを遊ぶ人間と同じ段階で考えていては
(構想段階では)まともなものになるわけがないわけで
まともなものを作るには高い段階のクリエイティブな思考が求められる。
こと「ゲーム」に関してはさらに厄介な問題があって
ゲームを作るのには所謂、一般的(この場合の「一般的」というのは
よく言われるオタクと一般人のカテゴリーの差に近い)かつクリエイティブな思考が求められるんだが
いざそれを実際作り出すとそれを受け入れられる物にするためには
思考段階をゲームを遊ぶ人間のところまで下げないといけないわけだ。
ここの思考段階を下げるための助けになるツールが
アンケートなどマーケティングになるんだが
残念ながらゲームをやる人間は多角的な見方などしてくれはしない。
自分からの目線でものを言う。そしてそれが最も正しい。だって遊ぶ側だし。
なので作る側は様々な遊ぶ側の意見を見て
客観的に判断しないといけない。
遊ぶ側の思考段階はまったく変わらないのに対して
作る側は一般的思考から遊ぶ側の思考へ移動して
さらにもう一度一般的思考に戻ってこないといけないわけだ。
この一般的思考に戻る段階が非常に大変。
Oガンダムが最初にエラッタくらった時はいろんな人が
使用可能前に「Oガンダムどうにかしろ」ってアンケートに書いたわけだが
結果は捨て山になっただけで青赤00とかできちゃったわけだ。
長くなったのでこのへんにしておこう。
作ってる側と遊ぶ側の認識には大きな隔たりがあるので
その隔たりという名の川をボートで渡るのか泥船で渡るのか
川の状態は静かなのか荒れてるのかっつーことだな。
お互いの岸にいるのは「人間」なのでこちら側までモーターボートで来て
帰りはなぜか泥船で戻っていくこともあるわけだ。
たまーにイカダでそのまま海に出るのもいるが。
まぁ遊ぶ側としてはせめてボートで帰れるようにしてあげたいものだ。
これは痛いww