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薩喜海 白星締め土俵人生に別れ
西三段目６枚目で鹿児島・喜界町出身の薩喜海（２９）が今場所限りでの引退を表明した。
「土俵に上がるのは今日が最後、白星で締めくくれてよかった」とほっとした顔を見せた。
最高位は幕下１７枚目だが、今場所は２勝５敗。立ち合いから思いきって頭でぶつかるため、
５月場所の場所前に首のヘルニアと診断された。「相撲のスタイルを変えれば続けられると思う」と
医者に告げられたが、そこは譲れなかった。同じ境川部屋には弟、喜ノ国（２６）もいる。
「自分のスタイルでいってほしい」とエールを送った。
＝2009/11/30付 西日本スポーツ＝
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