09/08/15 10:42:25 3kyMAnTY
>>108
山岸涼子のBL漫画「日出処の天子」で最後、男が男に告白されて、
「あなたは私を愛しているのではなく、自分を愛してるだけだ」
と言ってふるシーンがあるんだけど、あれこそ、世にも珍しい
腐女子の自戒だったと思う。
この男に告白した男の主人公は耳にいつも花つけて、やっぱり
女である作者の分身なんだよね。
これがホモだったらやっぱり相手を愛していることは事実だから、
「あなたは自分を愛しているだけだ」というセリフは
ものすごく流れ的にもおかしくなる。
最後に急に腐の正体を作者自身が暴いたんだと思う。
事実、山岸涼子はこのあと、BLは描いていないところからも分かる。
ちなみに腐女子のあいだでは、この結末は異常なまでに評判が悪い。