09/02/19 13:01:03 uRIsOy3T
>>155
男の一方を女体化させてカプを作ってるからBLじゃない、とか、
ガチムチの雄野郎を扱ってるからガチホモものであって腐女子妄想じゃない、とか、
BLは一定以上の年齢の男同士を扱うものだから自分のショタ妄想は男の稚児趣味だ、とか、
男の子同士のいちゃいちゃ友情描写が大好きなだけだから腐女子じゃない、とか、
この作品(腐女子漫画家による美少年たっぷりの「少年漫画」)は腐女子向けじゃない!とか、
他ならぬ腐女子自身が定義(ホモ好きオタ女=狭義の腐女子)を曖昧かつ無意味にする活動を多くしているからなあ。
その一方で、腐女子と呼ばれるべきは一定以上コミケに通い経験を積んだ者に限るとして、
BLに軽くハマってる程度では腐女子ではない、という定義の仕方(最狭義の腐女子)もたまに見る。
実在芸能人やスポーツ選手をやおいの材料にする腐女子もいるのだから、
腐女子はオタとは限らない、と主張するケースもある。
また、ある作品で男同士のカップルを成立させるのに邪魔なヒロインに対して、
異常なまでのヒステリー的敵意を発露している段階では「まだ腐女子じゃない」と主張することも少なくない。
だから結局のところ、恋愛妄想中毒のオタ女を「広義の腐女子」とイメージする層が増えたとしても、
それはそれで腐女子の外から見たら「似たような人種」だというだけのこと。
腐女子が「ノマカプ厨とは違う」「ドリ厨と一緒にしないで」と言ったところで、あまり意味がない。
「腐女子」という存在が持つ不定形さが、こういうところで噴出するんだと思う。
自分は原則としてホモ好きだが特定の作品ではノマカプを支持するからと、「この場では腐女子じゃない」と言ったり、
ちょっと実生活の都合で「BL卒業」「腐女子復帰」を広言できるほど、
「腐女子」という属性の付け替え、取り外しが容易であったり、
全く罪悪感なく「腐女子以外の中立的第三者」の意見を作ったりするから、問題が複雑になっていく。
従って、「(潜在的)ホモ好きオタ女を中核とした恋愛妄想中毒者」の集団として観察せざるを得ない面がある。