「腐女子」の生成要因とその心理を読み解く 11at SUBCAL
「腐女子」の生成要因とその心理を読み解く 11 - 暇つぶし2ch443:名無しさん@お腹いっぱい。
09/03/11 16:59:53 9xSzep8B
腐女子のエネルギー源は「善意」の「ボランティア精神」なんだと思う。
妄想を注意されて逆ギレするのは、「善意を踏みにじられた『親切』な人」のそれに近い。

たとえ動機の根っ子がドロドロの性欲であるとしても、
BLや801に没頭すれば善意の行動を取ってるという無限の満足感が得られる。
本当は自分をヒロインにした逆ハーレム妄想をしてもいいのに、敢えてそれをせず、
本当に好き合ってる男2人を影ながら応援してあげられる無欲で健気な私…みたいな、
さも自分の内なるエゴを超克したかのような感覚で、一切の後ろめたさのストッパーが効かなくなる。

おまけに、男同士の同性愛をネタにすれば、
ゲイの生態に理解を示せるリベラルで性的タブーに束縛されない私…という自分像も、
男同士の友情という心の機微を察してあげられる繊細な私…という自分像も、
あんな糞ビッチなヒロインとくっつくのを阻止してあげられる親切な私…という自分像も、
同時に満たされ、かつ効率的に自尊心を高めることができる。

普通、妄想の中で性欲を満たそうとするなら、
自分は性欲の吐け口として対象となる異性を犠牲にする人間であるという意識が湧く。
けれどもBLならば、自分はあくまで自分を犠牲にしてまでキャラの幸せを願っている、という
物凄く強固なタテマエで動機の後ろめたさを塗りつぶすことができる。
そして当然、ファンの多くはそういう献身的妄想を潜在的に喜んでくれるだろうし、原作者も喜ぶはず、となる。

だから、正気の自分であれば恥ずかしくて目を背けたくなるような、
超絶金持ちのイケメンに依存したい願望でさえ、BLの中でなら物語の刺激として許容できる。
また、正気の自分であれば心が痛くて目を背けたくなるような、
ヒロインが派手に死んでロマンスを盛り上げるような物語も、ヒロインが男ならスパイスとして味わえる。
男女の恋愛物語だと理性が邪魔して楽しめなくなるような極端な物語も、
男男の恋愛物語であれば他人事として楽しむ余地があるので、
一度BLの刺激を知ったら他では満足できなくなる。


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