10/01/14 13:23:20 x7aayBZ/
>>350
米倉HCは、色んな意味で09年の選手たちとは距離を置いて指揮して見たかったんだろうな。
一応教職を持っている古橋さんも米倉も、スポーツ推薦じゃなくて一般入試で立命に
入学してきた受験戦争を勝ち抜いてきている秀才だ。そういう意味では底辺高校出身の特待生
の素行や精神構造は理解できない。ドライで合理的なオクラホマばりの技術指導は得意かも
知れないが、「お前ら一般教養の英語の単位落としたら試合に出さへんぞ!」くらいのドライな
指導しか言いたくなかったんじゃないか? それが仇となりまさか集団カンニングするとは愛想が尽きたに違いない。
文武両道とか4年生の心構えとか、古風で精神的な指導は「伝統」を毛嫌いしていた彼等からしたら、諸先輩OB達が
訓辞すればいいと割り切って考えていた節がある。その先輩OBがホモビデオのバイトを紹介してる疑惑もあったもんだから
王者パンサーズの行動規範など、もう何をか言わんやというのが米倉HCの本音ではないだろうか?ここは少年院ではない、最高学府なのだ!
磯和監督や鳥内監督がどっしりサイドラインに陣取って、ダウン更新タイムアウトなど時間管理と戦略選択アジャストの陣頭指揮を任じ
選手達モチベーション高揚の精神的支柱になる傍ら、羽間平安さんや武田建さんら理事クラスが物心両面のバックアップを大学として
涙ぐましい支援をしていたのに対して、衣笠時代を知る平井さんは協会業務で多忙すぎたんだろうか? またそういう超OBは存在しないのか?
バブリーな札束だけでなく、心技体各方面でのメンタル支援体制が整っていることも古豪の伝統校ならではの「伝統」と言うべきだろう。
指揮官がサイドラインに引きこもって、無線の指示を受けていた若い各パートコーチだけでは無理というもの。いったい、天王山だった大阪ドーム戦と
盟主の意地を賭けた長居最終戦の士気・モチベーション維持の最終責務を負っていたのは誰だったんだろうか? 関学にノーハドルオフェンスをやられまくり、
防戦ディフェンスに追われる一方で、交代なく出ずっぱりだった相馬主将だけにその役目を任せっきりになったんだとしたら、終始、涙と汗だくになっていた
目前でニーダウン・ビクトリーフラワーを見せつけられた相馬主将が可哀想に思えてならない。やはり「伝統」とは重たいもんだと考えさせられるシーズンだった。