10/05/01 07:56:52 2G5ob3Hu
不思議なチームである。この日、数少ない長距離砲ヒューバーの登録を抹消。
「コツコツ野球」に徹する意思表示かと受け止めた途端に、マツダスタジアム2年目で最多の3アーチで圧勝。
半信半疑で見届けたのは、左うちわの展開に慣れていないせいか。
いい意味で驚きの連続だった。貧打と拙攻を尽くした横浜戦から一転し、今季最多の9得点。
それも不振を極めていた3番天谷の一振りであっさり先制するのだから、驚きも倍増である。
三回の倉の満塁弾には、しばし言葉を失った。待ち望んでいたラッキーボーイは、
34歳のベテラン捕手。ヒューバーの一発が「万馬券」なら、これは何と形容したらいいのか。
誰もが成長を認める青木高にしても、中日打線を相手の完封までは予想できなかった。
「夢のよう」との本人の言葉がそれを物語っていよう。
天敵・中日に地元で一度も負けていないのも、何やら不思議な感覚である。
投手の陣容が整わないまま迎えた3、4月は、乱高下の末に借金5で終えた。
低迷か妥当か。上がり目の有無もまだ、はっきりしない。
「コイの季節」で、今後の展望に確信を持ちたいのがファンの願いである。