10/04/29 23:45:01 U/dPhibV
川崎市臨海部に2年前に復活した人工海浜「かわさきの浜」(約180メートル)で29
日、潮干狩りが解禁された。
市によると、臨海部は高度成長期に埋め立てが進み1960年ごろには砂浜が消滅して
おり、約50年ぶり。漁業の歴史を残そうと活動しているNPO法人「川崎の海の歴史保
存会」のメンバーらが十数年前から砂浜の復活を市に陳情し、市などが付近の公園も含め
て整備した。
保存会の渡辺光一理事長(66)は「川崎の子どもたちが潮干狩りを楽しんでくれてう
れしい。昔を思い出す」と話した。
市によると、潮干狩りは入場無料で、29日は約3000人が入場。川崎区の主婦桜庭
美和さん(36)は「工場地帯の地元で潮干狩りができるなんて」と感激した様子。長女
の梨子ちゃん(3)も「たくさん採れた」と笑顔だった。(共同)