10/04/28 23:07:46 T9kaHWU/
つ>>834
引きこもり
厚生労働省では次のように定義しています。
「とくに精神的な障害がきっかけではなく,自宅や自室に 6 か月以上の長期間ひきこもって社会参加できないでいる中学卒業段階以降の青年の状態。」2000厚生労働省
実際に引きこもり状態にある人の中には、何か特別な心の病になっている人もいるでしょうが、その場合には、病気の治療という問題になり、いわゆる社会的引きこもり問題とは別に考えられます。
引きこもっている人の中には、完全に自室に引きこもり掲示板ばかりやり、家族と顔を合わせることすらしない、
言葉を交わすことするしないという人もいます。
家族とは会話をしている人や、買い物や遊びでで外出する人もいます。
しかし、仕事もせず、学校へも行かず、親しい友人もいないといった、社会とのつながりを失っている状態を、引きこもりといいます。
日本には、引きこもりの人が、80万人いるとも、100万人いるとも言われています。
100万という数は、すごい数です。これは、少しも珍しくないことを意味する数です。
家族が誰にも言わなければなかなかわかりませんが、100万人近く存在すると言うことは、
おそらく読者のみなさんの中にも、親戚や、近隣、あるいは友人の親戚や近隣と広げていくと、身近にこの問題を抱えている家族がきっといることでしょう。
かつては、引きこもりといった問題が存在していることすら世間の人々はすらずに、医療や福祉のはざまで、家族は誰からの援助も受けられず苦しんでいました。
現在も、まだまだ不十分な形ではありますが、以前に比べれば、各地の保健所や精神保健福祉センターや
2チャンネル心の問題スレが相談に乗ってくれたり、親の会ができたり、民間ボランティアによる支援団体ができたりしています。助けてくれるところがあります。