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日本相撲協会は19日、東京・両国国技館で臨時理事会を開き、同協会の規則にあたる寄
付行為の改定について協議し、今後は年寄名跡の取得や襲名を厳しく審査していくことを
決めた。5月の夏場所後に開く定例理事会で明文化する方向。
年寄名跡の襲名資格は横綱、大関のほか、三役1場所以上、幕内、十両通算30場所以
上などと定められ、現在の寄付行為では「本場所の成績内容」「巡業、花相撲等への貢献
度」「指導力の有無」の是非を襲名の条件とされている。しかしこれらをさらに厳格化す
るという。現役時代の土俵態度や生活面などを理事会で審議するとし、ある理事会出席者
は「これからは資格さえ満たせば、だれでも認められるということはなくなるだろう」と
話した。
a またこの日の臨時理事会では、新メンバーで再開する生活指導部特別委員会が23日
に初会合を開くことを決めた。
(共同)