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楽天・小坂３５歳の挑戦「２番遊撃」テスト
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楽天は２６日、あす２８日から始まるロッテとのオープン戦（長崎県営野球場）に向け沖縄・那覇から長崎入りした。
小坂誠内野手（３５）、中村紀洋内野手（３５）ら２軍の久米島キャンプで調整を続けていた１１選手が１軍本隊に合流。
巨人から新加入の小坂は「２番・遊撃」でレギュラーテストを受けることが決まった。
頼もしい顔ぶれがそろった。沖縄での練習試合３連戦は若手中心だったが、オープン戦には中村紀や小坂に加え
セギノールやラズナーなど外国人選手も１軍に合流。チームは２８日の今季のオープン戦初戦・ロッテ戦に向けて長崎入り。いよいよ、開幕に向けて本格スタートだ。
「課題の１、２番の組み合わせをどうするか。小坂がどれだけ打てるかだね。
どうしても（よかった）昔のロッテ時代のイメージがある。ほかの若手がイマイチだから、２番・遊撃で使うよ」
橋上ヘッドコーチが、ロッテ戦にベテランの小坂を「２番・遊撃」で起用することを明かした。
現状ではレギュラー遊撃手の最右翼という。２８日か、３月１日のいずれかでスタメン起用する。
楽天は２１日の横浜戦をスタートに、練習試合を４試合こなした。
そこで「１番・渡辺直＆２番・内村」、「１番・中村真＆２番・内村」、「１番・内村＆２番・塩川」の３パターンの先発を組んだが、計２９打数３安打と結果を残せなかった。
小坂は通算打率・２５２だが、ロッテ時代は・２８０以上の経験もある。
首脳陣は犠打、進塁打など、いぶし銀らしい“いやらしさ”を期待しており、実戦でどこまでやれるかチェックする。
小坂は「精いっぱい、頑張りたいですね。チャンスをしっかりと生かしたい」と経験値の差を生かすつもりだ。ベテランの復活は同時に、チームの底上げにもつながる。