10/01/20 21:47:07
振り向くと孫○義そっくりのハゲたおっさんとこれまたスダレハゲの小汚いおっさんが
二人で立っていた。
「いえ人違いです。それじゃ・・」と言いかけた俺を縄にかかったウサギを見るような目で
「それじゃ、いこうか。今回はこの3人だけだ」しょっぴくように俺を促した。
畜生なにが若い人中心でやってるだ。ふざけんな。
若い男の応募が欲しいからそう書いてあっただけだと気づいたがもうなにもかもが遅かった。
こうして俺人生初のテレマークスキーツアーは幕をあけた。
とりあえず明日の行動食を買いにコンビニへ。
ここで俺はまた衝撃をうけた。スダレの方、こんな街中なのにテレの革靴を履いてやがる。
しかも服装はまんま山登りの合羽だ。こうして俺と知らないおっさん2人で信州に向かった。
まあなんだかんだでツアーのほうは天気も良く楽しかった。
彼女を作る事だけが人生じゃないと教えてくれた貴重なツアーを経験できた。
しかし俺の人生のベクトルは予想とは全く違った方向へと進んでしまった・・・