09/11/29 16:18:14
早朝出発の貸切りバスは、昼頃に無事スキー場に到着しました。
そして周りの人達はワイワイと騒ぎながらバスを降りて行きます。
バスを降りた私達の所に、2人組の女の子が近づいてきて「ちょっと良い?」とバスの陰へ呼ばれました。気の強そうな女の方が、小さな一重の目を見開き「あんま調子乗るなよ!」と凄んできました。
私は「何が?」と聞くと、女は「だから調子乗るなって言ってるだろ!」と会話にならない答えをします。
「はぁ…」とため息をつき顔を上げると、睨んでる女が6人に増えていました。「完全にアウェイ戦だな」と思い友達を見ると、青白く泣きだしそうな顔で立っています。
私は友達の手を引き、オバチャン口調で「はいはい。わかりましたよ~。大人しくしますからね~。はいゴメンなさいね~」と言いながらその場を離れました。
この時、私は心の中で「大暴れしてやろう!」密かに企んでいました。