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北海道新聞
車道下に新たな亀裂 道道小樽定山渓線の四ツ峰トンネル (10/07 08:23)
札幌市南区定山渓と小樽市朝里川温泉を結ぶ道道小樽定山渓線が「四ツ峰トンネル」(札幌市南区、1470
メートル)の側面の亀裂で2カ月余り通行止めになっている問題で、札幌市の調べでトンネル内の車道下のコ
ンクリートなどでも亀裂が見つかった。別途、補修工事が必要となるため、年内の通行止め全面解除は極めて
困難な状況となっている。
市によると、亀裂の原因を究明するためトンネル構造を支える車道下のコンクリートを調べたところ、9月から
10月にかけて新たに複数の亀裂を確認。亀裂がある区間は約30メートルにわたり、最も長い亀裂は約20
メートルあった。
このほか、側壁の亀裂のそばにある凍結防止用のパネルを取り除いた結果、5カ所の小さな亀裂と縦約3
メートル、横40センチの範囲でコンクリートのはく離が見られた。
市は補修作業に取りかかる前に、それぞれの亀裂の関連を調べる考えだ。