09/01/17 08:41:36
>>916の続き
結局、スキーの減速に主に影響しているのは、(除雪抵抗を含まない
狭義の)動摩擦力というよりは除雪抵抗だろう。
(余談ながら速度域が高くなれば、空気抵抗の影響も大きくなる)
前述したように特にスキー板の横方向の除雪抵抗の方が大きいので、
横方向のズレが大きくなるほど減速する結果となる。
ちなみに当然のことながら、どんなにエッジを立ててカービングしても
横方向のズレを0にすることは出来ないので、ターンは必ず減速要素を含むことになる。
またズレが大きくなれば、それだけ雪が押しのけられる量が増え、
同じ抗力であっても除雪抵抗はますます増えることになる。
雪質が柔らかければ、沈み込み量や雪が押しのけられる量が増えるから、
除雪抵抗が増える。これは柔らかい雪の方が減速しやすいという
経験則から考えても矛盾しないだろう。
結局雪面に対する抗力が、除雪抵抗を引き出し、
減速要素となっていると考えられるので、
抗力の増加がすなわち減速の増加に繋がるという
理屈の大筋については同意なんだけどね。
少しスレチ気味の長文、スマソw