08/03/07 19:40:32
調査捕鯨 妨害活動に警告弾(動画有り) 3月7日 18時44分
南極海で調査捕鯨を行っている日本の船に対して、調査捕鯨に反対するアメリカの環境保護団体が日本時間の7日午後、再び、強い異臭を発する薬品入りの瓶などを投げ込む妨害活動を行い、
調査捕鯨船に乗り組んだ海上保安官が「警告弾」を投げて妨害活動をやめるよう警告しました。
水産庁によりますと、日本時間の7日午後0時36分、南極海で調査捕鯨を行っている調査母船「日新丸」に対して、調査捕鯨に反対するアメリカの環境保護団体「シー・シェパード」が、強い異臭を発する薬品入りの瓶や白い粉の入った袋などを4回にわたって投げ込みました。
海上保安庁によりますと、この際、「日新丸」に乗り組んだ海上保安官が無線を通じて妨害活動をやめるよう呼びかけましたが、
「シー・シェパード」による妨害活動はなおも続いたため、海上保安官が「警告弾」と呼ばれる大きな音が出る弾をあわせて7発投げて警告したということです。
「シー・シェパード」の妨害活動に対して、警告弾が使われるのは初めてで、海上保安庁では警告弾は人に危害を加えるものではないとしています。
また、日本側にけが人はいないということです。
水産庁によりますと、現在、妨害活動は収まっており、日新丸は「シー・シェパード」の船を引き離しているということです。