10/06/13 02:14:54 mYZgQJZw
金ドク「凸ドクや、バイトを始めるから準備しなさいなのよ」
凸ドク「相変わらず唐突ですね。別にお金には困っていないでしょう?」
金ドク「お金なんてどうでもいいのよ。ちょっとこのチラシ見てみなさいなのよ」
凸ドク「新しくできた神社で巫女のアルバイトを募集ですか。
これが一体なんなんです?」
金ドク「アタシが若かった頃は巫女装束で修行したりしたもんなのよ。
あんたもこの機会に着てみるべきだと思うのよ」
凸ドク「はぁ、まぁ別に構いませんが」
金ドク「それじゃあ早速面接に行ってみるのよ!」
~in神社~
神主「よく来てくれた。我がこの神社の神主であるが、ここだけの話、我はさる国の要職にある。
お忍びで巫女というものを見に来てみたのだが、何処の神社にも居なかったのだ。
そこで我自ら神社を建設し神主となり、この度の募集をさせていただいた次第である」
凸ドク「すみません、突っ込みどころが多すぎるのですが」
神主「ところでお二人の現在の職業『巫医』とあるが、これはミコナースと読めばよいのかな?」
凸ドク「ドクトルマグスです。わざとらしく間違えないでください」
神主「これは失礼。ともあれ、お二人ならば巫女装束も立派に着こなせるであろう。
採用とさせて・・・おっと、誰か来たようだ」
コンコン
神主「申し訳ないが、現在面接中ゆえしばし待たれよ」
ギギィィィィィィィ
謎の女「…やっと見つけましたよ」
神主「ひぃ!」
謎の女「ちょっと見るだけというから許可したんです。帰りますよ」
神主「待ちたまえ!せめてあの二人の巫女姿を見てから…(ゴキンベキバキン)」
ゴキッ ゴリゴリッ メメタァ
謎の女「我が主がご迷惑おかけしました」
神主「くっ…、私は必ず戻ってくる…!その時までこの神社を、巫女装束を守っ(グキョッ)」
謎の女「では失礼いたしました」
神主「ふっ…、そうか妬いているんだね?心配しなくとも君が一番だとも!
そうだ、君のぶんの巫女装束も用意しよう。だからそろそろ許してくれないかオランpアッー」
ズリッ…ズリッ…ズリッ…
凸ドク「なんですか、この展開は」
金ドク「なんか任されちゃったのよ」
凸ドク「アルバイト代は出るのでしょうか」
金ドク「せっかく任されたんだし、神社まるごと権利書ごと貰っちゃえばいいのよ」