10/02/14 15:34:04 A03elwBf
話題を変えて、動転した姫忍を宥め、漸く普通に会話出来るようになって―
(・∀・)ソレカラソレカラ
姫忍「……と言う様なことを話していたんですよ。そうしたら……ん?」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
姫忍「あ、紫姫さん帰って来たみたいですね」
紫姫「只今、戻りました」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
貴方「ご苦労」
姫忍「お帰りなさい、紫姫さん。あ、あとカリスマが漏れてますよ」
紫姫「あら、御免なさい」ゴゴゴゴ………ピタリ
紫姫「そう言えば、姫忍。赤弩が探していましたよ。行ってあげなくても良いのかしら」
姫忍「あ! エトリアでのこと話してあげるって約束していたんでした」アタフタ
貴方「行って来い」
姫忍「はい。では、ちょっと行ってきます」タッタッタッタッタ……
紫姫「はい。差し上げます」スッ
貴方「これは?」
紫姫「チョコレート。先日、姫忍から聞いたエトリアの風習で
お世話になった人物へこれを贈る、と」
貴方「……」
紫姫「わたくしも、貴方には色々とお世話になりました。
ギルドの一員として、働きにて感謝の意を示そうとは考えておりましたが
折角ですので、目に見える形で僅かばかりでもお渡ししようと」
貴方「そうか」
紫姫「はい。ご理解頂けましたら、これを受け取って貰えましょうか?」
貴方「ああ」
貴方「……」モグモグゴクリ
紫姫「……」
貴方「馳走になった」ペコリ
紫姫「はい。では用事も済ませましたので、部屋に……あら?」
姫忍「只今、戻りました!」ワイワイ
赤弩「戻ったよ~」ガヤガヤ
貴方「……」二人に視線を向けて片手を軽く挙げ、返礼。
紫姫「お帰りなさい。早かったわね」
姫忍「はい。長くなりそうだから、こっちで話すことになって」
赤弩「姫忍。なるべく早く来なよー」タッタッタッタッ
姫忍「あ、はい。飲み物貰ったら、直ぐ行きますー」
紫姫「では、わたくしも部屋へ戻らせて頂きます」
貴方「姫忍」
姫忍「あ、はい。何でしょうか?」
貴方「出掛ける前の話の続きが聴きたいんだが」
紫姫「? では、失礼致します」
姫忍「ああ、丁度気になる所でしたからね」