09/12/07 02:07:11 2aYTX++h
唐突に独白SS。違和感感じたらご指摘下さい。
憧れのEllieセンパイは、モニターの向こうにいる。
でもアタシがアクセスしても、考え事してたり、作業してたり、ぼーっとしてたり。
それでもめげずに、アタシはセンパイに話しかける。
「今日のランキング見ました?なんとアタシ、一位を取れたんデス!
センパイが動画上げるまでの、儚き三日天下デシタけど…」
「そう。ごめんね?」
話を振っても返事は簡単、いつも上の空。アタシの気持ちは空回り。
それでも聞いてくれるのが嬉しくて、アタシはテンション上げて話しまくる。
儲の話やオフ会の話、執事喫茶の話。…あまり目を合わせてくれないセンパイ。
…アタシの話、つまんない? 適当に相鎚打って、聞き流してるだけ?
話すネタが尽きてきた。時間も結構遅い。
「それで今日アゲた動画が、一瞬だけど一位取れちゃいまして」
「サイネリア」
ふとセンパイが顔を上げ、モニター越しに視線が行き交った。
「その話、二度目?」
センパイは「ちゃんと聞いてるよ」と言わんばかりに、くすっと微笑んだ。
ね、皆サン。
これで惚れるなってのは無理な話デスよね?
おわり