09/04/24 23:31:13 7ec36P0R
＠アルケミストかく語りき
ケミ姉「しかし姫といっても色々いるのだから、
『姫属性』と一くくりにはしにくいのではなかろうか。」
いいんちょ「ほほう。」
ケミ姉「例えば、ちやほやされて幸せに暮らす姫もいれば、
ハイラガの皇女様や、白狼と暮らす姫みたいな武闘派もいるし、
惰眠を貪るニート姫もいたかと思えば、
やんちゃわがまま勉強嫌い、三拍子揃った姫に
お口の周りにあんこがついてた姫だっている。
果たして、彼女ら全てが同一の属性でくくれるのだろうか？！」
いいんちょ「・・・後半の姫知識はどっから仕入れたんだ。」
ケミ姉「もちろん遺都からの発掘品。
昔は色々いたらしいよ？ 他人に変身出来るリボン持ってる姫とか。
神をも切り裂く電子の刃を軽々と使いこなす姫とか。」
いいんちょ「話半分としても、一言に姫と言っても随分いろんなタイプがいるんだなぁ。」
ケミ姉「でもね、私にとっての『姫』は、そのどれでもないんだ・・・」
いいんちょ「というと？」
ケミ姉「いいんちょこそ、私のお姫様ってことよ・・・」
いいんちょ「顔近づけるな！！」
ケミ姉「いや、むしろ私が姫？ ってことは、いいんちょが王子様？
私を迎えに来る？ 白馬に乗って？ 星の王子様？」
いいんちょ「行かないよ。」
ケミ姉「来てよ！」
いいんちょ「行かないって。」
ケミ姉「まだイかないなんて、そんな強がりがどこまでもつかしらね？」
いいんちょ「お姫様はそんな事言わない。」
ケミ姉「ああ、これは女王様の台詞か。 じゃあ、『そんな、ひどい・・・。』」
いいんちょ「その姫は正直どうかなー。」
＠隣の部屋
褐ダク（今夜も姉さん達は議論を戦わせているなぁ。）
カメ子「♪く・く・く・く・くえすちょーん ♪こいはなーぞなーぞー」