09/08/26 19:20:10 CK37OX/1
オレのすべての能力はLV1にしてLV100のアルセウスを打ち負かす程高い・・・
すくなくとも、オレはそう思っている。いや、オレの能力を見れば、だれだって
そう思う事だろう。それくらい、オレは強いのだから。
しかし・・・、
オレを捨てたあのトレーナーは、改造伝ポケにしては弱いと言った。一体どういうことだ?
オレは自分を強いと思っている。オレがタマゴから生まれた時に自分の体の中から
確かに湧き上がるようなすさまじい力を感じたのだ。オレが弱いわけがない。
では、あのトレーナーはどうしてオレを弱いとののしったのか?
おそらく、あのトレーナーはオレの能力が自分の想像よりも低かったからオレを捨てたんじゃないか?
本当はもっと強いパルキアが生み出されると勘違いしてたんじゃないか?
人間というものは自分の期待通りじゃないとすぐ失望するクセがある。そして、
つくった物がそれなりに使えるようでも、それを捨ててしまう。だから、あのトレーナーは
オレを捨てたんだ。自分の期待はずれなパルキアだったから。
いま思うとただ単にオレは自分自身が弱くないと認めるために、このようなことを
思ったのかもしれない。オレはプライドが高かったから。
しかし、そのときのオレは、そんなことみじんにも思っていなかった。オレはトレーナーが
自分を捨てた理由が分かるとナゾが解けた快感よりも違う感情を抱いていた。
怒り。
自分の勝手な理由でオレを捨てたアイツが許せなかった。ポケモンになんの感情も
持たず、捨ててしまうのはアイツだけかもしれないが、そんなことはどうでもいい。
人間は、悪だ・・・。オレは完全にそう思っていた。
なあに、オレは神と呼ばれしポケモン。しかも、改ポケだ。ザコな人間共など一発だ・・・。
オレはくさむらをゆっくり歩き出した。体中に殺気を漂わせて。
すべては、人間に復讐するために。
すたあさん、観覧客さん、お褒めの言葉ありがとうございます。
こんな駄作ですが、どうぞ見てください。