09/07/17 20:32:40
この生き物、数だけは多いから何かあれば一気にこの辺りの覇権を取れちゃうとは思うんだよね。
この種族が増えてくれれば、それだけボクにとっての好物が増えると思うから、頑張って欲しい。
でも他の種族の生き物も、それをなんとなく分かってるのか、元々は狩る者と狩られる者に分かれてた種族でも同じくしてこの種族を狩ろうとしてるし。難しいんだろうね。
ま、そこまでいくとボクには関係ないことだねー。
すっと、生き物のほうに視線を戻す。
地面に倒れたままで微笑んでるような表情も変わらず、安らかに眠っていた。
もうこの生き物、かじっても美味しくないな。食べちゃったのに今更また何かに遺恨の念を持てっていうのも無茶だろうし。
後に残った、やせこけた肉なんかは同士や他の生き物がいただいてくれるさ。天国にいけるといいね。