08/11/05 03:21:11 0oALQZVn0
「兄から話は伺っています。それでもこちら側に来てもらうことが神からの勅命なのですが。」
「…何故今更俺なんだ?」
「それは僕らや神の意思ではなく、画面の向こう側からのリクエスト…と聞いております。」
リクエスト。俺が長年この円盤の中に閉じ込められていた”所為”か、
はたまた”そのおかげ”か…。どちらでも構わない。
「本来なら貴方の意思というものも考慮したいのが兄と僕の共通意見なのですが、今回は先ほどもいった通り、
神の勅命ですので。残念ながら拒否権は…。」
「いや…。」
アントラリミとやらの言葉を遮った。
「望むところだ。連れて行け。」
「…案外とすんなりいくんですね。いろいろ因縁がある曲があるとかないとか。」
「そんなものお前には関係ない。で、何をすればいい?」
「まずは貴方の尺を僕らと同じくらいに縮める必要があります。大体は神が適当に決めますがどうします?」
「そうだな。…あいつを連想させる部分は出来るだけカットして欲しい。」
「うーん…。まあ、出来る限りは。それと、あちら側での名前はもう決まってあります。」
「どんな名だ?」
―ビート4ディービー。これが俺の新しい名前。ジャンルと呼ばれるもの。
俺を待つ兄弟とやらがいるらしいが、そんなものは関係ない。
与えられた新しい名前は、あいつを一発殴るためにある―。俺はそう勝手に決めつけた。
とりあえず今日はここまで
構想は出来てるがどれくらいかかるか判りません
ついでに言うとロケテ中だというのに16稼働開始前後に思いついたネタを今更書き起こした