08/09/15 00:24:37 oAbqCz9gO
僕の父さんが言っていたんだ。
「お前は最強の譜面を持つ、これまでに1番―いや、言える事なら『唯一の』曲なんだ」ってね。
僕が歌を口ずさめば『完成した』
僕が部屋で暴れれば『成功だ』
僕が父さんに話し掛けたら『完全に作り終えた』
そう言ったんだ。
でも生まれたばかりの僕は、父さんの言っている事は理解出来なかった。
……まあ、当たり前といえば当たり前なんだろうね。
本当は別の世界に転送される予定だったんだって。
『コンシューマーソフトウェア』…服の襟に乱雑に書かれていた。
生まれたばかりの僕が何故それを読めたのかは未だにわからない。
けれどね、なんだかそれを見た瞬間に何かを感じたんだ。例えるなら、恐怖と怒りと憎しみが混ぜ合わさったような不思議な感情だった。
きっとその世界に閉じ込められるとでも思ったんだろうね。
一瞬頭が真っ白になって…気がついた時、僕を囲っていた檻みたいな部屋がぼろぼろの
アフター「トイコン、クッキーファンタジーって新しく出来たお菓子家さんがね……って何書いてるの?」
トイコン「うーん、何って言われると…コラム?」
アフター「あらそう…」
トイコン「……アフターパーティ、ちょっと」
アフター「どうしたの?」
トイコン「『がれき』ってどう書くんだっけ」
アフター「…こうじゃなかったかしら?」
φ...互螺
トイコン「……なるほどね、ありがとう」
アフター「うん、じゃあ頑張って」
トイコン「間違ってるって…何だか言えないんだよな;」
φ...瓦礫
たかが曲擬人化の妄想が止まらない自分キモス