09/05/24 01:49:43 M2Fi9cpo
横スレ失礼。
私はね、台湾人って、もともと一民族に集約できないものだと思うのですよ。
原点は、日本の原初と同様に、八百万の諸部族が覇権を争っていた。
ただ、日本と違うところは、近代まで台湾という国として統一がなされていなかった。
どちらかというと、中国にとっての「化外の地(けがいのち)」であり、
その台湾に移住した漢民族は、中国の主流ではなかった人たちだったり、
中国の主流にはなりえなかった人たちであり、台湾の住みよいところを支配し、
漢民族の力の及ばぬ奥地は現地の先住民の先住地として、化外の区域として、
分け隔てしていたと思うのですよ。
いわゆる、中国(漢民族)として、積極的な統治はしなかった・・・むしろ、できなかった。
それを日本は、日清戦争に勝ったことから、それらを台湾として、
漢民族支配地域も、先住民先住地も、新たなる統治者として、
積極的に一括統治しようとしたところに様々な軋轢を生み、
漢民族支配地域からの漢民族支配者に呼応する形での先住民の過激な抵抗運動は、
まさに、戦争状態であったことでしょうし、また、
「霧社事件」などのような不幸な事件がおこってしまったことも事実でもあります。
私はそのように理解するようにしております。
ですから、逆轉猫 ◆WtZzNaQoSI氏のおっしゃるように、
『日治(日本統治)時代に、美麗島に台湾という共同体としての連帯感の種が蒔かれた』
その後、中共に敗れた中国の主流になりえなかった国民党の圧制に、
先住民としてのその種としての連帯感が国民党の圧制によって、
漢民族の台湾先住民への、いわば麦踏のような効果で
URLリンク(www23.big.or.jp)
『台湾人のアイデンティティが鍛え上げられた』と、
私はそのように理解しておりますです。
今回の【台湾】NHKスペシャルの偏向報道を許さないOFFの運動の抗議の論点として言えば、
歴史認識の立ち位置や、視点から、双方譲ることはない「日台戦争」という文責に執着するのではなく、
統治下での「日台紛争」があったと双方が落としどころをみつけ、この文責に決着をつけ。
過去にではなく、未来へ抗議の論点を転戦させていったほうが、
OFFの運動の活性化と、日台の国益につながると考えます。
・・・おやすみだよ(´・ω・`)