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テレ朝“興奮”Ｗ杯オランダ戦の放送権“獲ったど－”
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日本戦の中継権を引き当てたテレビ朝日・板橋編成制作局編成部長（右）と日本テレビ・石澤編成局長
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サッカーＷ杯南アフリカ大会（来年６月１１日開幕）の民放テレビ局放送試合を決める抽選会が１４日、
都内で行われた。日本代表の第２戦オランダ戦（同１９日午後８時半）の放送権はテレビ朝日が獲得。
同局の日本戦中継は０２年の日韓大会、０６年のドイツ大会に続いて３大会連続。ゴールデン帯（午後
７～１０時）の高視聴率を見込めるとあって、同局では“お祭りムード”にわいた。
オランダ戦獲得の速報が東京・六本木のテレ朝本社でアナウンスされると、局内は拍手と歓声に包まれた。
直後に１５日の食堂無料開放も決定。１番クジを引いた板橋順二編成制作局編成部長（４５）は「全社一丸
の思いがかなった。テレ朝のサッカーへの情熱が運を味方にしてくれた」と満面の笑みを浮かべた。
同局は０６年ドイツ大会の抽選会で、当時の武居康仁編成部企画担当副部長が滝に打たれて身を清め、
１番クジを当てた。それだけに今回も“願掛け”を重視。日本サッカー協会のシンボルマークの八咫烏
（やたがらす）を神使とする和歌山・田辺の熊野本宮大社にサッカー番組のスタッフを派遣。系列の朝日
放送の編成部長も蹴鞠（まり）の神様として知られる京都市の白峯神宮を参拝するなど、ネットワークを
挙げて“大願成就”を祈った。
板橋氏自身も前日１３日、日本サッカー協会公認のお守りを売る横浜市の師岡熊野神社と、東京・世田谷
の勝利八幡神社を参拝。この日は同社にある「テレ朝稲荷」を訪れた後、カツ丼を食べ、伊勢神宮、白峯神社、
熊野本宮大社のお守りを胸に大役に臨んだ。さらに、同局のサッカー番組に出演するナインティナインの
矢部浩之（３８）と解説者の名波浩氏（３７）に、くじを引く右手を握ってもらって“出陣”したという。
同局では０６年に中継した日本－クロアチア戦が５２・７％（関東地区、ビデオリサーチ）を記録。板橋氏は
「その数字を上回りたい」と早くも大きな期待を膨らませた。
＝＝＝続く＝＝＝