09/11/21 12:13:33 8T5UuVUA
楽天・山崎武司内野手(41)が20日、今季初の首位打者に輝いた鉄平外野手(26)を
契約更改での“銭闘隊長”に任命した。チーム2位進出の象徴的存在となった男に徹底抗戦を求め、
野手陣全体の待遇面について底上げを狙う。
“納得してから判を押せ”。主砲の主張は明確だった。「『ちゃんともらえよ』と言っといた。
鉄平が一番、打者として点数が高いわけだから。評価をしてもらわないと困る」。
チームは今季、球団史上初のCS進出を果たし、2位の座まで上り詰めた。
鉄平は打率リーグトップの3割2分7厘をマークと貢献度はトップクラス。
評価額がほかの野手の年俸に影響を及ぼすことは必至だ。
鉄平も承知している。今季の年俸は5200万円(金額は推定)だが、「大台? 大台じゃちょっと」
と1億円では満足できない。譲れない線について「自分の中ではあります」とキッパリ。
過去の契約更改では一度も保留はなかったが、今回だけは違う。首位打者のタイトル料も含め、
1億3000万円前後が攻防ラインとなりそうだ。
不惑の4番は今季、鉄平へグラウンド内外でニューリーダーとしての立ち居振る舞いを求めてきた。
鉄平も期待を受け止め、3、4番コンビとして機能したからこそ、チームの快進撃が生まれた。
「今年ぐらいしか、言えませんので」。謙虚な言葉の中にも“銭闘”への意欲をにじませた
若きバットマン。打棒同様、粘り強いスタイルで、活躍に見合った評価をもらう。
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