09/09/29 17:13:52 tDJtb3vP
「V9」以来 セ界3連覇の巨人
ブランド力低下否めず
他球団の地域密着余波 著しい低視聴率
地上波放送で去年の巨人戦ナイター中継の年間平均視聴率は9.7%で、3年連続で10%を割った。
今年は開幕戦で13.3%を記録したが、8月までの平均では10.2%と苦戦が続く。中継回数も2005年
の129試合から、08年は61試合に、今年は8月までで30試合と大幅減。放送関係者の話を総合すると、
視聴率低下はスポンサー離れを生み、中継回数減や延長放送の取りやめにつながった。
「プロ野球=巨人」の図式が崩れた背景には、北海道の日本ハムや東北の東北楽天など他球団の地域
密着が浸透したこともある。日本ハムの三好健二管理本部シニアディレクターは、04年の本拠地移転時を
「巨人ファンが主流だった」と振り返ったが「野球の土壌はあり、勝算はあった。観客動員も伸びており、地域
に受け入れられていると思う」と説明した。
早大の原田宗彦教授(スポーツマーケティング専門)は、「野球の地域分散が引き起こした現象。巨人が
殿様商売を続けていた間隙を縫って、他球団が地域ブランド化に成功し、巨人の全国ブランド力の低下を
招いたのだろう」と分析している。
(視聴率、中継回数はビデオリサーチ調べ、関東地区)
2009年9月29日付け河北新報夕刊
たぶん通信社の配信記事でしょう。