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対野球豚用データ保管庫3 - 暇つぶし2ch310:無礼なことを言うな。たかが名無しが
09/06/02 23:50:11 w+kprU70
>>309
【コラム】日本のプロ野球どこまで米国のマネをするのか なぜ“自立”できないのか
スレリンク(mnewsplus板)

19世紀、イギリスのジェントルマン(地主階級)は人を憎み殺し合うテロや戦争を嫌い、
戦争で傷ついた体と心を“癒やす”のに狩猟(hunting)や魚釣り(fishing)を始めた。ジェントルマンは富裕で
都市と田舎に住宅を持っていた。田舎で狩猟、釣り、競馬などの戸外のスポーツ(sports)を楽しみ、
都市で暴力を振るった戦争の代わりに、肉体を激しくぶつけ合うラグビー、サッカー、レスリング、ボクシングなどの
“競技スポーツ”を発明して楽しんだ。(多木浩二著『スポーツを考える』)

非暴力の競技スポーツには規律というか、規則(rule)が必要で、そこから各種競技にルールがつくられ、
プレーとルールを監視する審判も必要になった。こうして19世紀から20世紀にかけて
「競技者+規則+審判=競技」という図式が出来上がった。ルールに一貫しているのは
スポーツマンシップ(sportsmanship)。通常、「公明正大な態度」と訳される。

スポーツが英国の発明語なら、ベースボール(baseball)は米国の発明語だった。ベースボールは横文字圏の国では
そのまま広がったが、漢字圏の国・地域では“棒球”などとなった。日本は野球と名訳した。
ただ、微(び)に入り、細(さい)をうがつ野球規則書だけは年々厚くなり、100年余の今でも改正、改訂が加えられている。

そういう野球の“競技バランス”を崩すような動きが大リーグ球団の
“若きGM(general manager=総支配人)たち”の間から出て、日本のプロ野球に波及しつつある。

一人のGMが選手の出塁率(打数、四死球、犠飛の合計数で安打、四死球の合計数を割る)に目をつけ、
高率の選手を低額で獲得し、その選手の活躍でチームの勝率を上げた。これによって出塁率が注目され、
そのGMは引き抜かれて当代一のGMになった。GMたちの地位は向上し、今ではコミッショナー、
オーナーに“直言”できるまでになった。

(続く)
URLリンク(www.sanspo.com)
勢いに乗るGMたちは2006年11月、フロリダ州ナポリに集まり、米大リーグ機構(MLB)に
初めてリプレーの使用を研究するよう申し入れた。足腰が弱ってきたMLBは、
08年8月に本塁打の判定に限りビデオを導入することを決めた。

巨人は競技の必須条件である審判の存在を否定しかねないビデオ導入に乗り気十分で、
原監督までも「われわれはより正確なジャッジをほしいのです」と審判不信の声を挙げている。

日本のプロ野球はどこまで米国のまねをするのだろうか。
なぜ“自立”できないのか、不思議でならない。
(文=渋沢良一 前セ・リーグ事務局長)


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