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【コラム】選手以外は情けない日本球界がWBC連覇のあとにすべき事-玉木正之
スレリンク(mnewsplus板)
1:◆Robo.gBH9M@ロボ-7c7cφ ★ :2009/03/26(木) 10:36:58 ID:???0
日本代表チームのWBC連覇は実に見事だった。なにしろ、韓国に3勝、キューバに2勝、
アメリカに1勝と、世界の強豪を熱戦の末に次つぎと倒しての勝利で、選手全員の実力と
気力は大いに称賛されるべきだろう。
もっとも、決勝まで勝ちあがったのがアジアの2チームだった(メジャーリーガーを多数
擁する優勝候補のアメリカやベネズエラやプエルトリコが敗退した)のは、明らかにWBCに
対する選手の意識の違いというほかない。
シーズン開幕前の調整段階のメジャーリーガーたちは第1回大会と同様、体調も整わず、
ケガを怖れてか、動きも鈍かった。日本や韓国の選手も条件は同じとはいえ、レギュラー
シーズンで得ている給料の違いや国民の注目度の違いを考えるなら、日本と韓国を除く
メジャーリーガーたちの多くがWBCに全力を投入できなかったのも当然といえるだろう。
しかも日本と韓国の選手たちは高校野球でトーナメント戦を経験しているが、アメリカや
中米の選手たちは少年野球でも高校野球でもリーグ戦が中心で(この一戦に負けたら
オシマイという緊張感あふれる試合方式の経験が少なく)、WBCのような短期の
トーナメント戦では投手力と守備力の勝負という考えも希薄で、じっさい守備の乱れと
投手の乱調から敗退した。
戦評をまとめれば以上のようになるが、日本球界も2連覇に浮かれてばかりはいられない。
そもそもWBCはMLB(アメリカ・メジャーリーグ)が主催する大会で、この大会を継続するのも
止めるのもMLBの胸先三寸。日本や韓国(のメディア)が騒いだようにプライドだの
「世界一」だのという意識は微塵もなく、目的はMLBが中南米やヨーロッパやアジアに
マーケットを拡大するための戦略の一環。だから世界の国々から好選手を見つけ獲得し、
その国にMLBが広がれば(興味を持ち衛星放送を見る国民が増えれば)目的は達成できる。
>>2に続く
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