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＜ボディビル廃人＞【１】ボディビルに嵌りすぎ、現実世界で生きられない人、増える
6月24日14時32分配信 新聞
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ジムでトレーニングをするフリーター。東京大学は中退してしまった＝
ボディビルにのめりこみ、大学や職場に行け
なくなる人たちが現れ始めた。現実で生きることを放棄した彼らは「いつかは
プロビルダーとなり有名になるんだ！アーノルドをめざす！」と熱心に言った・・・
東大中退だろうが平気だった。大学には通わず、勉強もし
ない。皆から変わり者筋肉変態、と言われてもなんにも思わなかった。狭いアパ
ートで、ベッドとホームジムの前を移動するだけ。オフで体がデカクなりすぎ
当時付き合っていた女性とも「デブ嫌い！」といわれ分かれてしまった・・・
神奈川県出身の男子東大生（２２）は、東大に入学した１８歳の夏に
本屋で立ち読みした「月刊ボディビルディング」の虜になりボディビル界にのめり込んでいった。
夢中になった。１人暮らしを始め、厳しい親の目がなくなったのがきっか
けだった。１日5時間が8時間、1０時間と伸び、外の世界には関心が
なくなった。プロティン、アミノ酸、各種サプリ、一日6食の毎日で一年で
55ｋｇが110ｋｇまで体重が増えてしまった。当然の事ながら小柄な165ｃｍでそのくらいの体重だから
女性にはふられるし皆から筋肉変態とよばれるまでになった。
「仲間どうしでジムで交代で補助にあたる、いわゆるフォースドレップスの充実感と
トレーング後のパンプ感に酔った。」
「猛トレーニング後の達成感があった」。高重量トレーニングに嵌りドンドン記録は伸びた。
しかし世界にボディビル業界には強い奴はいくらでもいる。果てしの無いボディビル界に嵌り
廃人同様 のボディビル狂生活を送るようになって4年たったある日、疲れ果て、ボディビルトレーニング
明け暮れる日常が楽しく思えなくなり、ジムを退会しホームジムの器具類も粗大ゴミに出した。
ボディビル関連の雑誌も捨てた。
以来、ジム、ジム仲間、ボディビル関連本との縁は一切絶った・・・
「ボディビルにはまった本当の原因は自己嫌悪コンプレックス。凄い超人になれればいいと思い
ボディビルをしてれば何もかも忘れられた」。今春、 東大は4年在籍したが中退し
実家近くの別の無名大学に通い始めたが、卒業後が不安だという。「膨大な時
間を損した。若者が勉強もせずボディビルばかりしたら、まともな勤めはでき
ない。ボディビル廃人が増えたら社会の損失でしょう。ボディビルばかりしていたら
勉学も身につかないしキモいから彼女に振られたり
ボディビル馬鹿になりすぎても脱出できない自分に嫌気がさし自殺も考えました。
この狂ったようなボディビル馬鹿から目が覚め更正できたことに救いを感じました。こんな事になるくらいなら
医師、弁護士になるための勉強をしていればよかったです。ボディビルお金にはなりません、あれはただの自己満足の世界です。」
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