05/10/24 20:29:40
>>109
以前に親戚の海上保安官に聞いた(法事でね)のですが、一番の理由は、身体の動きが制限されるからです。浮遊物や狭い船内を捜索する際にも邪魔になるかららしい。
また、現場でBCに限らず、器材が壊れたから人命救助に行かない、ってわけにもいきません。
もともとBCDは後になって出来た便利グッズ。30年前まではBCDどころか、ゲージ・残圧計も無かった。足りない分は自分の泳力でカバー。
例えば、シュノーケルも隊員の中には弁付きが故障の原因(破損や浮遊油で焼き切れる)になるのを嫌って弁無しを好んで使っているのもいるらしい。親戚はGULLの弁付き。
けして古参の海保達が昔のやり方に固執してるってわけではなく、器材はできるだけ単純な方が良いようです。
知り合いの、50歳位のベテラン・ダイバーいわく、「ひと昔前のダイバーは、みんなBCやゲージ無しでも楽しく潜ってたんだから、技術面でいえば現在より上手だったかもね」そうです。