08/09/05 22:45:50 0
■日本中にまん延する「無関心」を打破せよ!
宇都宮徹壱
ほの暗い照明の下で始まった練習は、冒頭15分の公開のみで、すぐにクローズとなった。
いつものこととはいえ、軽いアップと「鳥かご」くらいでは、指揮官の意図も選手たちのコンディションも、
さらには当日のスタメンや戦術も分かったものではない。スタジアムの外に排除された取材陣は、
練習が終わるのをじっと待ち続け、三々五々出てくる選手たちをつかまえては、彼らのコメントから
練習内容と岡田監督の思惑を類推していくしかない。とはいえ、当然ながら現状の条件では、
確信に満ちた記事を書くのは難しい。良心的な取材を心掛けるほど、論調は慎重にならざるを得ず、
それは回りまわってファンの代表への無関心を補強しているように、私には思えてならない。
日本を出る時、私が最も気になっていたのが、実はこの構造的な「無関心」であった。
間もなくW杯出場権を懸けたアジア最終予選が始まるというのに、サッカーファンの間でさえ盛り上がりに欠ける、
このまったりとした雰囲気はいったい何に起因するのか。別に「岡田ジャパン」を嫌っているわけでも、
評価していないわけでもない、単なる「無関心」。端的にいって、今回の最終予選で日本が最も警戒すべき敵は、
バーレーンでもオーストラリアでもなく、この不気味に横たわる国民的「無関心」なのだと思う。
もはやW杯出場が「当たり前」と思えるようになったのか。それとも2年前のW杯と今回の北京五輪での代表の戦いぶりに
失望したからか。あるいはその両方なのか、もっと別の理由なのか、それは分からない。いずれにせよ確実に言えるのは、
この初戦のバーレーン戦が万一、不本意な結果に終わったならば、日本中にまん延する「無関心」は一転、怒号のような
ネガティブな批判へと雪崩を打つことになる、ということである。
>>2-5に続く
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★1の投稿日:2008/09/05(金) 12:38:04