08/09/05 01:49:17 qi5yUShe0
ゆとり教育推進派は恐らくは社会階層の再ピラミッド化を考えていたんだろう
低所得層が一番多く、中所得がそれよりは少し多く、高所得はそれよりは、というような
これならば企業にとっては単純労働を安く使える可能性が上がるから旨みが大きい、
国際競争力も多分維持できるとか考えていたんじゃないか?
しかし、実際は日本の物作りは、無駄にわがままな注文の多い、
だが、品質が高ければ平気で高いものでも買っていた日本の平均的購入者の体質に支えられてた
それがメイドインジャパンを作り上げてきたのだが、今は全体的に可処分所得が減って、
とにかく安いモノへとシフトしてる
結果、国内産業は開発力すら、ずっと引き離していた国に追いつかれてしまった
明らかに失政だが、これは反省する事も表だってはやらないだろうし、
安く労働者を使えるという旨みを知った経団連系企業も修正には賛成しないだろう
そうこうしているうちに内需が弱くなるだけじゃなくて、内需の性質まで変わった
ちょっと高くても良いものを、というのは、今や食品くらいにしか日本の消費者は求めてない