08/09/01 07:37:12 0
虎ファンから冷た~い仕打ち!大道満塁一掃打
URLリンク(www.sponichi.co.jp)
【巨人6-1阪神】三塁側ベンチ前でのヒーローインタビュー。心ない阪神ファンから投じられた氷が
大道の頭をかすめた。それでも38歳の大ベテランは嫌な顔を見せることなく「好調?ちょっと年齢は
高いですけどね」。8回に猛攻で一挙4点。虎党にとってはうっ憤がたまる展開だった。首位・阪神との
3連戦に勝ち越し。奇跡の逆転Vへ望みをつないだ。
1―1の8回。1死満塁とし、阿部が勝ち越しの押し出し四球を選んだ。坂本は三振に倒れたが、
次打者の代打・大道は、その対戦から1球たりとも目を離さなかった。「(阪神の)ウィリアムスは
スライダーが不調。直球が来る」。狙い通りの初球の直球を振り抜き、右中間へ3点二塁打。
プロ21年目の洞察力と集中力がもたらした一打が虎の戦意を喪失させた。
首位・阪神からカード勝ち越しを決め、8連戦を6勝2敗。貯金は今季最多の14となった。
7月8日には最大13ゲーム離されていたが、6差以内に接近するのは4月25日(5・5差)以来だ。
常に「5になったらゲーム差を意識する」と話している原監督は「最低、勝ち越しというのがあった。
なんとか食い下がって上の位置を狙いたい」と気合を入れ直した。
ナインの結束も強まっている。後半戦の序盤は主将の阿部が北京五輪で不在だったため、
選手会長・二岡の発案で試合前の円陣での一言を交代制にした。現在は再び阿部が務めているが、
それをキッカケにチームの団結力は増した。27日の横浜戦(東京ドーム)では代打で決勝弾を放った大道
「6ゲーム差で2位だけどなんとか追いついて優勝したい」と誓った。この日で子供たちの夏休みは終わったが、
巨人の熱い戦いはこれからだ。
≪新人王狙える!山口好救援で8勝目≫中継ぎの山口が8勝目を挙げた。7回、2番からの
上位打線に対し、簡単に2死を奪うと最後は金本を外角高めの直球で見逃し三振に。「自分が
投げた後に点を取ってくれたおかげです」と打線に感謝した。3年目ながら新人王資格を有しており、
同じく3年目で最有力候補の阪神・岩田に勝ち星で並んだ。「新人王?意識せずに頑張ります」と
無欲を強調した。