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広島が3位進出をかけた29日の中日との直接対決第1Rに3-4で破れ、
再び2ゲーム差に突き放された。「決して悪い野球はしていないが、うちの方が
相手に余分なチャンスを与えている」。マーティー・ブラウン監督が渋い表情を
浮かべる中、とっておきの起爆剤の導入が検討されている。北京五輪で
惨敗した星野ジャパン全9試合のDVD上映会だ。
「あのメンバーですら五輪では『絶対に守らなきゃ、打たなきゃ、勝たなきゃ』で
普段できているようなプレーができなくなっていた。今、スタメンで出ている
選手は若い20代の選手ばかり。もちろん経験も少ない。だからこそ、結果や
試合の内容を知っていたとしても『自分だったらこの場面で何ができるか。
どんな精神状態でいられるか』を今のうちからイメージしてほしい」(あるコーチ)。
2回に小窪哲也内野手と栗原健太内野手の連続エラーで失点を重ね、
1点差の9回無死二塁のチャンスでは小技に定評のある東出輝裕内野手が
送りバントを失敗。この調子では悲願のクライマックスシリーズもおぼつかない。
赤ヘル首脳陣は「残り33試合、まだまだシビれる場面はたくさんあるはず」と、
星野ジャパンの敗戦を利用してナインの精神面を強化するつもりだ。
(東京スポーツ 8月31日(日)販売号より)