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全米各地の大リーグ球場で、食べ放題サービス席の導入が相次いでいる。
深刻化する肥満対策を重視する米国の世相とは逆行するが、値ごろ感を求める若者らの人気を
呼んでいるようだ。
オークランド・アスレチックスの本拠地、マカフィー・コロシアムは今年、バックネット裏にある
スタンド席の最上段約11000席を食べ放題専用席として開設した。
食べ放題席の客は、野球観戦の定番ホットドッグやピーナツ、炭酸飲料などを好きなだけ
お代わりできる。
友達4人で観戦に来たマーク・ブラウンさんは「もうホットドッグ5つ目だよ。懐具合を気にせず、
パーティー気分で盛り上がれる」と満足そう。食べ盛りの子供を抱えた家族連れにも人気が高い
ようだ。
球場側にとっては、普段使わない10ドル(約1050円)程度の安い席を、食べ放題という
付加価値を付けると35ドルで販売できる利点がある。大リーグ30球場のうち、食べ放題席設置は
昨年の6球団から今年は13球団以上へと広がった。
医療関係者は「肥満が社会問題となる中、肥満をあおる食べ放題の流行は看過できない」
と
まゆをひそめる。しかし、景気低迷下に確実な客寄せ効果を期待できるだけに、野球場のみならず、
米プロバスケットボール協会(NBA)やテーマパークにも食べ放題サービスが広がっている。
(オークランド時事)
時事ドットコム
URLリンク(www.jiji.com)
◆画像 食べ放題席でホットドッグなどを食べる観客ら
米カリフォルニア州オークランドのマカフィー・コロシアム球場
URLリンク(www.jiji.com)
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